手を翻(ひるがえ)せば雲と作(な)り 手を覆(くつがえ)せば雨
紛々たる軽薄 何ぞ数(かぞ)うるを須(もち)いん
君見ずや 管鮑(かんぽう)貧時(ひんじ)の交わりを
此の道 今人(こんじん)棄てて 土の如し ――杜甫
ブームに乗って押しかけファンをしておいて、その人についてのネガティブな話が出てきたら、たちまち手のひらを返す。
なんかそうゆうことが、メディアを通じて国際的に起こってるみたいやね、よう知らんけど。
杜甫に倣って、トホホホというしかない。
【蛇足=のぶちゃんの現代語訳】
手のひらをひらひらさせたら雲になるし それをひっくり返したら雨になる
そこらのおっさん・おばはんの軽薄なふるまいゆうたら そりゃもう数え切れへんで
ほらちゃんと思い出しいや 貧乏やったときのあの管仲と鮑叔牙の仲がどんなやったかを
今日日の人は ああゆうまっとうな付き合いをまるで泥あくたみたいに投げ捨ててもうて 大事にしようちゅう気持ちはみじんもあらへん
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