<ストーリー>
学校の音楽界に向けてリコーダーの練習をするのび太だが、一向に上達しない。ところが河原で練習するのび太の音を気に入った謎の少女ミッカはのび太たちを軌道上の人工惑星に誘う・・・
<コメント>
藤子・F・不二雄の死後、「映画ドラえもん」はちょっと違うな、と思ってしばらく未定なかった。ところが久々に見た「映画ドラえもん のび太の地球交響曲」は驚くほど藤子・F・不二雄のそれだった。
謎の少年あるいは少女に導かれてのび太一行が訪れるワンダーランド。そこで探検を楽しんだのび太たちだが、そこに忍び寄る魔の手。
精一杯の勇気でこれを迎撃するのび太たちだが、事件を解決するために様々な伏線がはりめぐらされている・・・
まさにそんなF不二雄のDNAを受け継いだ見事な脚本なのだ。そしてクライマックスは延々と交響曲が流れるのにも関わらず、子供たちを画面に集中させるアクション画面のクオリティ。
個人的にはなんと言っても冒頭に出てくる「4万年前」の伏線をタイムマシンを使わずに利用するといういかにもSFであるところに感動した。
映画ドラえもん のび太の地球交響楽
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