龍のかたちに見える木

私が住む日立市は日立製作所の創業地で有名です。しかし「日立市」の名は「豊田市」のような企業名ではなく、江戸時代に水戸黄門こと水戸藩2代藩主徳川光圀が日立地方を訪れた時、太平洋から昇る朝日の美しさに「日の立ち昇るところ領内…」と称えたという故事に由来すると言われています。工業都市のイメージが強い日立市ですが、強力なパワースポットがあるという点で、開運マニアには有名になっています。

郊外の山中にある「御岩神社（おいわじんじゃ）」は、アポロ14号の宇宙飛行士エドガー・ミッチェル氏や日本人初の女性宇宙飛行士でスペースシャトルに搭乗した向井千秋氏が、宇宙から「光の柱」なるものが立っているのを目撃して、その場所を確認したところ、御岩神社であることが判明したことで有名になりました。それ以来、辺鄙な場所にある神社であるにも関わらず、ご利益がありそうなパワースポットを求めて多くの方が訪れるようになったそうです。

そして、今年、話題になっているのが、私の自宅からほど近い「泉神社」の泉龍木。2年前に境内で偶然に発見されたこ龍の頭のような木のことです。昨日、所用で近くへ行った時、私、見てきました。今年の干支は「辰」ということもあってか、駐車場には千葉、埼玉など近県からご利益を求めて来たと思われる車が、平日の午前中にも関わらず十数台停まっていました。なるほど…たしかに龍に見える。本当かどうか確かじゃないのですが、目が光る瞬間があるらしい。
龍に見えない方は、ご利益がないかもしれないので、龍に見えるまで凝視しませうｗ。





ご利益があるかどうかは分かりませんが、龍が見えた…と思った方が良さそうです。能登半島地震、裏金問題による政局の不安定、世界で起きている紛争など、2024年は嬉しくなるような報道が多くないので、自分のご利益よりも世の中の平安をお祈りしました。

ちなみに私も辰年生まれ。今年の年賀状には龍を描きました。（左は昨年の兎）