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2024年02月21日07:24

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「ボーはおそれている」

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場の帰りに、マイミクのJ.Rさん、幼馴染のK君と劇場で待ち合わせをして、映画『ボーはおそれている』を観た。どこまでが現実で、どこからが主人公ボーの妄想なのかずっと集中して観ることを強いられる不可思議な物語にかなり疲労した。それでいて、上映時間179分が短く感じる映画だった。結局、「現実はごくわずかで、ほぼ全編にわたって夢と妄想で占められている」と結論するに至る。要するに、現実と妄想が織り成す「見事な白昼夢=悪夢」ということだ。いくつかのエピソードは極めて興味深く、不覚にも私は目頭を熱くしてしまった。

 この映画が何を意味するのか、劇場を出て以降、毎日毎日、何度も映像を反芻して来た。不思議な魅力をもつ物語であることは間違いない。そして、ついにはこの映画の夢を見た。マイミクのJ.Rさんと幼馴染のK君と劇場で『ボーはおそれている』を観る夢だった。あまりにも鮮明なので、しばらく「本当に一緒に劇場で観た」と思い込んでしまったほどだ。実際は、現場の帰りに仕事仲間と劇場に向かい、ちょうど良い上映回が『ボーはおそれている』だったというだけである。ちなみに、幼馴染のK君は小中高と同じ学校に通った唯一の友人だが、昨年6月に急逝している。彼の死後、彼と過ごした学生時代のことをよく思い出していた。いまだに、彼の死が信じられない。マイミクのJ.Rさんは昨年、ミリタリーショーで初めてお会いしたのだが、彼のお日記にはいつも大きな衝撃と影響を受けている。K君とJ.Rさんが夢に登場したのは、私の中での存在感の大きさゆえだろう。この映画を通じて、実に得難い体験をした。
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