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2024年01月29日10:18

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日立市民会館の思い出

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昨日、日立市民会館で、劇団仲間による音楽劇「森は生きている」を見てきました。ロシアのサムイル・マルシャーク作の児童劇に、故・林光氏が劇音楽を作曲した作品です。この作品は非常に人気があって上演機会がとても多いそうですが、なぜか私は縁がなく、この年齢になって初めて見ることになりました。真冬の森が舞台なのに、物語はハートフルな作品。周りは家族連れがほとんどで、演劇好きと思われる感じの大人は少数。しかしながら大人が鑑賞するに耐えうる内容。私が小学生のころ、劇団「プーク」などの児童演劇を何回も見ていたので、子供のころからこの日立市民会館にはよく来ていました。
ここに最後に来たのはいつだったか…考えてみたら、5年ぐらい前、母校の演劇部が全国大会に出場することになり、壮行上演を見に行った時でした。

平成になって市内に音楽専用ホールが出来たため、昭和40年に竣工した日立市民会館(収容1300人)に来ることはほとんどなくなりましたが、思い出はたくさんあります。私が中学生の頃、私は吹奏楽部に所属していましたが、市民音楽祭では招待されてよくこのステージで演奏をしてました。プロのオーケストラの洗礼を受けたのも、ここでした。ほぼ半世紀前w。

はじめて聴いたプロのオーケストラは、
新日本フィルの日立公演で、指揮は小澤征爾。
・ベルリオーズ作曲、ローマの謝肉祭
・シューベルト作曲、交響曲第7(8)番「未完成」
・リムスキー・コルサコフ作曲 交響詩「シェエラザード」

その翌年に聴いたのは
N響日立公演で指揮は尾高忠明。
・モーツァルト作曲、ピアノ協奏曲第23番(ピアノ独奏:内田光子)
・チャイコフスキー作曲、交響曲第5番

中学生の時に、地元で小澤征爾や内田光子の演奏を聴いていた…というのは、今、思うとなかなかスゴイことだと思っています。

日立市民会館は再来年で竣工60年です。外観をみると、それなりの風格はありますが、いつまで使うことができるのかな。311大震災後も使われていることから、公共建築としてまだ使える判断ができた…ということだと思うのですが…。
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