今日はこちら。
人は、なぜ「フェイクニュース」を信じてしまうのか…
これ。背景を探るといろいろなことが分かってくるんです。
まず挙げたいのがこちら。
あなたはどの『ニュースソース』を最も信頼しますか?というものなんです。
・NHKのニュース(サイト)
・民放のニュース(サイト)
・各ニュースサイト(時事通信、共同通信など)
・新聞社のニュースサイト
・YouTube、ニコニコ動画などの、配信サイトのニュース
・首相の正式発表
・各省庁のホームページ、担当大臣の会見など
そして…
・友人からのメッセージ を加えておきます(;^_^A
これは、人によって本当に大きく分かれると思うんです。
「NHKなんて信じられるわけないだろwww」
「〇〇新聞の記事なんて誰が信じるの?www」
「首相が声高に宣言するほど嘘っぽく感じる」
「信頼できるニュースソースを、なんて大臣が言ってたけど、そもそも大臣の言葉そのものが信頼できない件」
などなど。理由は様々あると思うんです。
立場のある人が会見などで安全宣言をアピールすればするほど…人は疑心暗鬼になっていくのかもしれません(;'∀')
たとえば実際、YouTubeなどの動画配信サイトで実際にある動画ですがね。
「日本政府・日本のメディアが決して伝えない本当の真実」
なんて表示されて、一度はクリックしたことある人。多いと思うんですよ。
そして再生される内容もまた信ぴょう性を感じてしまい…
「〜〜だから、政府は本当のことを言えない。それゆえ〇〇が起こってしまうのである。」
意味深なBGMとともに、こんなセリフが流れてくれば…
「ふんふん。やっぱりそうだよね〜。政府が本当のことなんて言うわけないし…」
この意識が根付くことにより、「メディアの信憑性」を疑い始め…
結果として、「デマ」を信じることにつながっていくわけなんです。
だけど、一旦広まってしまった「デマ」を、首相や大臣がいくら取り消しに躍起になってももはや「焼け石に水」であることは明らかなんです。
こちらはコロナ禍に実際に見かけたポスト(旧Tweet)から。
「いくらトイレットペーパーの生産は安定しているとかいってても、あれだけ連日スーパーのガラガラ棚をニュースとかで放送してたらネットを見ないジジババは信じちゃうって」
生産は安定している。けど、なぜ棚はガラガラ?
これもコロナ禍に盛んに報道されていましたが…
要は、「配送力の限界」だということ。
一度に配送・運搬できる人員・コストを最大限までフル稼働したとしても、当然「限界」はあります。
ここに「空白」の時間が生まれてしまうことで、「ガラガラ棚」はどうしても出てきてしまうわけなんですよ。
そして、もうひとつ。
「転売」のからくりというやつです。
たとえば…「100円ショップ」で1皿110円のごくごくフツーのお皿を1枚買ってきて、ネットで「1万円」で転売しようとしたとします。
当然、売れるわけがないんです。
だって、110円のごくごくフツーのお皿ですからね。
それゆえ、この行為自体は「犯罪行為」にはならないんです。
※ただし、「有名人が〇〇したお皿」などとうそぶいて売ってしまうことは、立派な「詐欺行為」ですからね(^^;
では、これが「マスク」「ティッシュペーパー」「トイレットペーパー」だとどうなるか…
当然、「店頭にない」からこそ、高額でもなんとしても買いたい。
要はこういう「弱み」に付け込んだ商売だったんですよ(~_~;)
ちなみに「110円のお皿」がたまたまネット転売で、本当に「10,000円」で売れたとしても、犯罪ではありません。
売り手・買い手双方が納得して売買が成立している以上は、法的には何の問題もないからです。
なので「ポイント」はあくまで、「市場に供給されていないことに付け込んで高額で転売する」ことが問題になっているわけであって、ここのポイントが非常に重要な点、であるということなんです。
ちょっと話題はそれましたがね…
「デマ」を見抜き、「真実」を知る努力。
これは「ネット社会」の今だからこそ、必要なスキルなんだと思いますよ(^^;)
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