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2024年01月06日15:59

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ブラジルのビーフストロガノフ,エストロゴノフィ(๑˃̵ᴗ˂̵)

 ブラジルのビーフストロガノフ,エストロゴノフィ(๑˃̵ᴗ˂̵)

 僕はブラジルのバーベキューであるシュラスコが大好物で,ときに友人達を誘って有名店で頂くのを何よりの楽しみにしています。牛肉を中心に,ときにソーセージや鶏肉や鶏モツを焼いたものをお店の方が運んで来ては切り分けてくれるので,好みに応じてお肉を心行くまで堪能することが叶います。こんな美味しくて楽しいお食事があるでしょうか。このシュラスコを食べに行く際に気を付けるべきは只一つ「お腹を空かせておくこと」に尽きます。
 とはいえ,これが実は非常に難しい。昼食を軽めに済ませ,或いはお昼を抜いてシュラスケリア(シュラスコ屋さん)にお邪魔しても,大概はシュラスコを食べ始める前にある程度お腹一杯になってしまいます。というのは,シュラスケリアには必ずと言ってよいほどビュッフェ台が用意されており,サラダやハム・チーズ・ポンデケージョ(チーズパン)やご飯ものが用意されているからです。「そんなもの,食べなければ良いではないか」とお考えの向きもあるかもしれませんが,そちらに用意されているものもお肉と同じくらい美味しいので無視するのは非常に勿体無いし,そもそも折角用意されている美味しいものを食べないのは楽しくない。「ビュッフェのお料理を食べ過ぎてお肉をしっかり食べられなかった」と後悔するか「お肉ばかり食べたのでビュッフェの美味しそうなお料理を食べられなかった」と後悔するか,いずれにせよいつも悔しい思いをさせられてしまうというのが正直なところです(・ω・`)

 そんなシュラスケリアのビュッフェ台に,ときに「エストロゴノフィ」"Estrogonofe"という煮込み料理とバターライスが用意されていることがあります。僕はポルトガル語は出来ませんが" Stroganoff"と似た綴りに「もしや」と思って試しに頂いてみたら,ストロガノフとよく似たお味です。念のためにお店の方に確認したら,案の定「ポルトガル語でストロガノフのことですよ」とのことで,やはり僕の直感したとおりなのでした。その場では「何故,ブラジル料理でストロガノフなのか」と甚だ疑問だったのですが,帰宅して調べてみるとブラジルではストロガノフが国民食といっても過言ではないほど広く普及しているのだとか。ブラジルはロシアから随分と遠いような気も致しますが,日本において遠いインド由来のカレーが国民食になっているのと同じようなことなのでしょうか。

 この「エストロゴノフィ」,非常に美味なことは折り紙付きですが,シュラスケリアにも必ず用意されているとは限らぬ上,たとえ用意されていてもこれをお腹一杯食べてしまうと先述のとおりシュラスコが入らなくなります(。・_・。)。oO 「ならば家でそのエストロゴノフィを作って頂ければ良いのだ」と思いついてとネットを検索してみたところ,良いレシピを見つけることが出来ました(*^^)v 早速見ていくことに致します。
 まず牛肉を一口大に切って塩胡椒をし,オリーブ油を敷いたフライパンで強火で焼きます。お肉の色が変わったら微塵切りの大蒜を加えて炒め,鍋に移し替えて水・ローリエ・白ワインを加え沸いてきたら蓋をして弱めの中火で20分煮ます。そこにホールトマトを加えて沸いてきたら再び蓋をして今度は30分煮たら更に生クリームを加え,また蓋をして20分煮たら塩と水溶き片栗粉を加えてとろみをつけて完成です。こちらのレシピでは白飯とフライドポテト・モーリョヴィネグレッチ(シュラスコに添える野菜とお酢のソース)を添えていますが,これはロシア同様に炊きたてのご飯にバターを混ぜたものを添えてもよろしいでしょう。僕の行ったシュラスケリアでもそうでした。

 ロシアではサワークリームを使うところを,ブラジルでは生クリームとホールトマトを使うのですね。こうした違いは,日本のカレーがインドのカレーとは色々と異なった特徴を有するのと同じでしょう。とても美味しそうな上に「こちらを家で用意して思い切り頂けば,シュラスケリアにお邪魔した際にはお肉のほうをお腹一杯頂けるかも」などと僕は些か不純な思いをも抱いてしまいました(๑˃̵ᴗ˂̵)



ブラジル風ビーフストロガノフ「エストロゴノッフィ」のレシピ
https://www.halchim.jp/entry/2016/07/24/114025/
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