mixiユーザー(id:1506494)

2023年12月17日20:33

37 view

読響第131回横浜マチネシリーズ@みなとみらい大ホール

というわけでワグネル定演より優先してしまった読響の演奏会、師走ということで
恒例の(しかし横浜マチネでは、ワタシは初めての)第9です
そもそも第9を生で聴くのはどんだけぶりだろう、単なる演奏映像なら大晦日に紅白
なんか見ないで(あんなもの見るかよ)第9を耳で聞きながら蕎麦を食い、ときどき
チラ見したりしておりますが

読響さんの方は首都圏で6公演されていて、そのことごとくが完売というドル箱なの
であります(だから振り替えは無理なのですね)
本日も普段はコンサートホールなどにはやってこないであろう聴衆で満席でした

指揮はオランダ出身のデ・フリーント氏、プロファイルには名匠と書かれていますが
ごめんなさい初めて聞くお名前です(来年から京都市響の首席客演指揮者に就任)
昨日のマエストロ・スダーンと同じく、指揮台もタクトもお使いにならない
また今日の配置は珍しくストコフスキー・シフト(チェロが上手に陣取る)です
これがマエストロのルーティンなのかベートーヴェンだからなのかはわかりません

編成が12型なのは多分ベートーヴェンだからなのでしょう(モダン楽器をピリオド
奏法で演奏させるらしいです)
ヴィオラが7名というのは変則的ですが、何か事情があったのでしょうか
合唱は新国立劇場合唱団、女声33名と男声27名でこちらも小編成です

昨日とは違って大音量で鳴らす、という感じではありませんが、しかし曲の持つ力
なのでしょうね、耳タコながらやはり感動してしまいます
ベートーヴェンが既に聞えなくなった耳で演奏し、聴衆の熱狂にも気づかなかった
というエピソードを思い出し、ジーンとしておりました

とはいうものの、終楽章前半のvor Gottで一段落するところ(テノール・ソロの前)
拍手してしまった聴衆が1名おられて、そんなものかなとむしろ微笑ましい
多分、奥さんに「あなた、師走だから第9なんか聞きに行きましょうよ」などと誘わ
れ、わけもわからず来てしまったんでしょうね(勝手な想像です)

カップリングはナシでこれ1曲、1時間少々で終わってしまいました
終演後はみなとみらいでイルミネーションなどと考えていたのは甘かった
冬至間近とはいえまだ陽は高く、クイーンズ・サークルでは大道芸などやっており
ましたので時間つぶしに見物、しかしこれも終わりかけたところで、一輪車による
ジャグリングと火喰い芸だけ見てオシマイ
それでもMark Isの前のライトアップらしきものをデジカメに収め、横浜駅までは
徒歩で帰りました(辛うじて午後4時を回っておりましたので、紙パックの赤ワイン
などストローでちゅうちゅう飲みながら)

先週はコスパの悪いカレーを食しましたので、本日は基本に戻ってたいめいけんさん
メンチカツをトッピングに、コールスローも付けて締めて1100円でありました

そうそう、いつものチラシ撒き散らし男、今日もまた床に捨てて立ち去りましたが、
男が席を離れるやいなや電光石火のごとく客席案内嬢が駆け寄ってチラシを拾い
集め、持って行きました
多分いつもワタシが採る行動を見ていて、「お客様にゴミ拾いをさせてはならない」
というプロ根性で先を争ったのでありましょう
しかし、チラシ撒き散らし男はそんなことなど知るよしもありません
2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2023年12月>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31