毎年この時期に首都圏の音楽大学が一堂に会して（といっても八大学ありますので
一日では無理です）4日間にわたってオーケストラのコンサートを開催する
今年もワタシは日程と曲目と（言っては何ですが）オケの力量を総合的に判断して
本日行って参りました
各オーケストラは、それぞれ独自に年間の演奏曲目を決めているのでしょうから、
被ってしまうこともあります、今年はラフマニノフの2番とチャイコフスキーの5番
が重複してしまいました
ということで、チャイコの5番は論外で、尾高忠明氏指揮による桐朋学園の演奏での
ラフマニノフに焦点を合わせ、今日の鑑賞となった次第です
桐朋学園は、かの斎藤秀雄氏の教育が有名ですから弦楽に強いと思っておりましたが
本日のラフマニノフは第2楽章スケルツォのホルンが見事で、もちろん分厚い弦のサ
ウンドも圧巻でありました
指揮の尾高氏は過去国立音大を振ってこられましたが、本日のスピーチ（聞き取りに
くかった）によると桐朋学園を振るのは十数年ぶりらしい、というのは次回振ると
なると90歳になっているだろうということからの類推です
休憩後は洗足学園で、本日は管・弦・打楽器とも4年生を中心とした選抜メンバーに
よるものとのことで、それでこの人数はすごいですね（14型でしたけれど）
但し、はっきりいって桐朋学園との実力の差は明らかで、金管はかなりコケました
指揮は秋山和慶氏で、本来なら桐朋学園を振ってもおかしくない
ショスタコの5番は「映える」曲なのですけれど、ちょっと期待に応えてはいません
でしたね（アマチュアの演奏に批評は加えない主義ですけれど、音大ですからセミプ
ロと言ってもいいですよね）
それでも、毎年のことながらこのオーケストラから将来の日本の楽壇を担う人たちが
巣立っていくわけですから、心からエールを送る次第です
全然関係ないけど、コンサート前にラゾーナ川崎の北海道アンテナショップでソラチ
のスープカレーの素を買いました（先日帰省時に函館空港では見当たらなかった）
今夜の夕飯は、もちろんそれを使ったスープカレーであります（日曜だからね）
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