盤石の投手陣とはいうがFAの大物やMLBの選手は見当たらずこの大竹も現役ドラフトで大きな期待を背に加わったわけではない。
監督が代わるということはこういうことか？とまざまざと思い知らされる１年であった。
「調子に乗る」という言葉があるがそこには「乗せる」力がある指導者が必要だ。
ハデなホームランは確かにゲームの華だし、うなりを上げる豪速球も興奮を呼ぶ。しかしゲームとしてはしっかりと自分の考えをもって相手との駆け引きが巧みな選手が勝利には不可欠だ。四球を連発したり致命的なエラーを繰り返しているうちは「アレ（優勝）」に手が届くことはないのである。
ここ数年選手はこのことを身に染みて感じていたはずで、監督交代によりその思いはさらに増したに違いない。監督以上に佐藤輝の凡退にしびれを切らしたり、調子が上がらない青柳に舌打ちをしたファンも多かったに違いないが今にして思えばすべてがこの「アレ」に向かって仕組まれた筋書きだったのでは？と感じている。
早々の優勝決定は調整が難しいとはいうもののチームには優勝に絡めず実力を持て余している選手がうじゃうじゃいるというしレギュラーで目標にしている記録を抱えている選手や実戦で調子を上げていきたい選手もいるので監督が言うように「消化試合にはならんとちゃうか？」とまだまだするるんぐなゲーム展開が楽しめるに違いない。
決まるのが早すぎて優勝記念グッズの製造が間に合わないらしいと聞く。早く記念のTシャツにそでを通したいものだ。
■「調子が悪い」のに大竹耕太郎が勝てる理由 阪神で単独最多11勝目
(朝日新聞デジタル - 09月16日 19:33)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7565048
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