を読んだ。A・バートラム・チャンドラー著/関口幸男訳
第一部
辺境の星間運輸会社リム・ランナーズの運行本部長であるジョン・グライムズは、惑星ローンに縛り付けられているのにうんざいりしていたところに、パイアティーという正体不明船の「レクター」よりローンのフォーローン宇宙港に着陸したいという要請を聞いて冒険の匂いを嗅ぎつける。
レクター(主任司祭)とは古代地球では船長の意味で使われていたこともあるのだ。
果たしてパイアティーには狂信者達が乗り込んでいた・・・。
第二部
かつてグライムズが貴族による支配から開放した惑星サーンに降り立ったグライムズは、叛乱によって期日を過ぎても一向に出港しないリム・グリフォンクルーの調停に向かった。
一番の問題は二等航宙士のミスンダンだと判断したグライムズは彼を異動させることにしたが・・・。
第三部
ローンへの帰途で立ち寄ったメリーズは、かつてグライムズが発見して航路に書き込んだ惑星だった。
そこには両生類の原住民がおり、つつましいながら貿易も順調だったのだが、最近主な輸出品である真珠養殖場を食い荒らすヒトデが発生しており・・・。
第四部
航路上にあるはずのない惑星を発見したとき、グライムズはまた家に帰るのが遅れるのを覚悟した。
その惑星はありもしない恒星の光に照らされており、調査のために上陸してみると空には辺境とは思えない見事な星空と月までもが存在していた。
しかしその惑星の奇妙さはそんなものではないのだった・・・。
ちうわけでグライムズが主役の4連作で、壮年グライムズの活躍が満喫できる・・・のだが、あまり面白くない(汗)
やはり観察宇宙軍を辞めてからリム・ランナーズに入って存在感を増していく過程がすっぽり抜けているので、この世界に馴染みが無さすぎ、友人知人もほとんどおらず、奥さんさえよくわからないということで、要するに全然地に足がついていないのだ(汗)
その上本作では奥さんのソニアは出てこず、そればかりかしれっと「ふたりの妻と数人の情婦」などというとんでもないことが書かれていたりする。もうひとりの妻は名前さえ不明(汗)
これではどんな物語になっても一番謎なのが主人公なので、全然乗り切れない。
しかも地に足がついていたとしても元々特別面白い内容では無いのだ(汗)
ただし第一部のオチだけは少し笑わされた。
そこで出てくるのがあなたたちとは・・・(笑)
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