mixiユーザー(id:462499)

2023年08月01日22:43

104 view

キャプテン・フューチャー 危機を呼ぶ赤い太陽

エドモンド・ハミルトン著/野田昌宏訳
 人間の老化を遅らせるヴイトロンの大量生産によって、人類の平均寿命は100歳を上回るほどになった。
ところがヴイトロンの9割を生産している植民星ルウで原住民による植民地への襲撃が繰り返され、怒りに燃えた植民者たちは原住民たちへの対処が後手に回り続ける太陽系政府に愛想をつかし、原住民の虐殺のみならず太陽系政府からの独立の可能性までが浮上してきていた。
そんなところに大っぴらにキャプテン・フューチャーが乗り込んでは太陽系政府による弾圧と受け取られかねず、例によって変装して潜入することにするが、それだけでは信憑性に欠けるとキャプテンが無法者に撃たれて重症を負ったということに・・・。

 実に完成度の高い作品で、植民地での独立運動、原住民の扇動、貴重な薬の独占販売、現地での調査活動など、荒唐無稽さを感じるところがほとんど無かった。
そして終始渋いスリルが維持され、フューチャーメンそれぞれの活躍シーンもしっかり用意され、後半のサスペンスの盛り上げ方もうまく、ラストの感動的な締めも見事。
ちょっと太陽光線に耐えられるうんぬんは前振りが無さすぎだとは思ったが(笑)
ほんとにハミルトンが書いているのか疑ってしまったほどである(笑)
そういうわけでとてもよくできていたのだが、このシリーズらしい作品かと言うとあまりにも渋すぎて疑問符が浮かぶ。
ちうかほんとにハミルトンが書いたのだろうか(汗)???
そうそう巻末の付録の作品一覧では「異次元侵攻軍迫る!」「人口進化の秘密!」「魔法の月の血闘」「フューチャーメン暗殺計画」「危機を呼ぶ赤い太陽」はブレット・スターリング名義のハミルトンとJ・サマクソンとの共著で、「小惑星要塞を粉砕せよ! 」だけはM・ウェルマンによって書かれたとされているが、現在のwikiに書かれているのと全然違う(汗)
まあ当時はまともな情報が入りにくかったのだとは思うが、ほんとうのところはどうなんだろう???
2 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2023年08月>
日 月 火 水 木 金 土
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

最近の日記

もっと見る