ニュースがないので某プロデューサーの退社問題について・・・一言。
山下達郎率いるスマイルカンパニーを退社した某プロデューサーがジャニーズ事務所とのかかわりについて私見を述べたことが原因で山下夫妻の逆鱗に触れたと声高にふれまわっていると騒いでいるとのこと。
まあ、どうでもいい話なのではあるが、古いファンとして一言申し上げるならば、彼の活動の中でデビュー後長らく不遇の時代が続きやっと自分の思い描く環境を手に入れたと自身が語っていたようにそれを継続して守っていくためにはメジャーとの付き合いも無碍にはできないと学習したに違いない。
それがジャニーズ事務所だろうが何だろうが楽曲には手を抜かないという線だけは守ろうと努力したのだと信じたい。
ファンからすれば「何でジャニーズ?」というのが本音だったが、当該プロデューサーのように右に寄ったり左を見たりというようなものではなくきちんと分けて活動していたように見える。
たまたまその時期を境に山下の活動自体に興味がなくなったのも事実だがそれはジャニーズのせいではなく、自分が求めていた楽曲から次第に外れていっただけのことである。
ジャニー喜多川のアブノーマルな性癖は今に始まったことではなく長い間折に触れ問題になっていたのは多くの人が知るところだ。それも織り込み済みで少年たちは彼の下で活動しているものとばかりと僕は思っていた。
会社という同じ屋根の下に暮らし今になって問題が顕在化したのを機に掌を翻すような振る舞いは問題以前に人としてどうか?と思わざるを得ない。
本気でこの問題に取り組みたいと思うのなら、社を離れた今、存分になさればいい。
山下は明日の自分の番組で説明をするということだが、これもまた番組の趣旨をあえて曲げてまで行うというのもかつてオールナイトニッポンの最終回で行ったレジスタントに似て彼らしい直情的な振舞であると実は楽しみにしている。
山下の肩を持つわけではないが、近ごろの音楽界の「本物」と「偽物」の違いが分かるいい機会になりそうだ。
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