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2023年05月07日21:06

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バルト9『HIDARI』特別上映

せっかく写真も撮ったので日記にしておこうと。
5月2日(火)。G君と落ち合い、新宿のシネコン、バルト9へ。
19:30〜20:20の回でストップモーション時代劇アニメ『HIDARI』パイロット版、
『こまねこ はじめのいっぽ』『劇場版ごん』の短編3本立て特別上映。
座席数70程の視聴覚室的な小さいスクリーンだが明るさと音響はさすがバルト9。
場内は満席と思われる。この日はトークショーのない日だが、廊下には松本プロデューサーをはじめ関係者の方も見える。

上映は『こまねこ』『ごん』『HIDARI』の順。
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どれも鑑賞済みだが、やはり特別感がある。
長編映画化を目指す『HIDARI』の為の応援&お披露目イベント。
コマ撮り人形アニメに励む子猫が主人公のメタ映画、ドワーフ制作の『こまねこ』は何度観てもぐっとくるし(こまちゃんがいわゆる女の子キャラに見えない設定は何故か訊いてみたい)、TECARATの『ごん』は前に日記も書いたけれど、今回は特に、主人公が銃を撃つ=生き物を殺める決意を固めた途端に悲劇が訪れることの皮肉というか加罰的な作劇の厳しさに心を打たれた。

『HIDARI』は新潟で観たが、凄さに圧倒されていた新潟よりも落ち着いてというか、すげーと素直に笑ってしまう。
バッタバッタと敵を倒していく左甚五郎の大活劇。
ずんばらりんと真っ二つに切り裂き、飛び散る血飛沫ならぬ大鋸の木屑飛沫。
木彫の人形なので、文字通りの切り株映画。
このパイロット版はアクションに特化した作り。
長編化が叶ったならば、甚五郎と仇役の因果や各々の人物像、凄腕の彫り物師・甚五郎が片腕を失い絡繰り義手を装着する経緯なども描かれるだろう。
つまりはお話の分量が増す訳で、アクションのみを愉しめば良かったパイロット版とは違ってきてしまう。
それがどう作用するかは未知数だが、純然とエッセンスのみを味わえるこの短編の価値は間違いなく上がると思う。
もしかしたら映画化本編よりもある意味良いかも。
まだ観てない方は機会を逃さぬようにご用心。
今回は特に条件の良いスクリーンで観られて最高だった。
本当はトークショーの回に入りたかったけれど、これも巡り合わせ。

バルト9はユニークさで映画好きに定評あるシネコン。
この日のロビーには近日公開の中国アニメ『ライオン少年(雄獅少年)』の応援パネルが立ち、
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『シン・仮面ライダー』のサイン入りポスターも提示。(盛大にテカったあせあせ(飛び散る汗)
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ショップで可愛いこまちゃんのピンズと、分厚い『シン・仮面ライダー デザインワークス』も購入。
上映前には1階の期間限定ゴジラストアを見て周り、シネコンのちょっと上のフロアのカフェにも。ちょうど『名探偵コナン』のコラボをやっていた。
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チケット割引は上映後にしか使えないという理不尽だったけれど(笑)。
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