テリー・ビッスン著/中村融訳
魔法使いトーキング・マンは彼の分身であるジーンの爪が消えていたことから彼女が「非在」に触れたのだと気づき、それとフクロウを持って逃げ出した。
アメリカの片田舎で結婚して自動車整備工場を営んでいたトーキング・マンの娘クリスタルは、タバコ畑を耕していたある日、トーキング・マンが何者かに襲われたことを知る。
そこにやってきたのは昨日トーキング・マンにムスタングのフロントガラスを治してもらったウイリアムズという青年で、彼とクリスタルはトーキング・マンを探すたびに出るが、それはやがて北極に達する奇妙な旅だった・・・。
む〜〜〜んよくわからん(汗)
ジャンルで言うならファンタジーだが、ほら話をそのまま小説の形にしたような趣で、展開よりもむしろ「旅」自体を楽しむ感じ。
しかし化夢宇留仁にはアメリカ南部の様子を僅かな知識でしか知らないし、車での長距離の旅行もしたことが無いので想起されるイメージ源が貧困すぎるのだと思う。
また所々でファンタジー的な描写がいきなり挟まるのだが、読んでいる途中でこの感覚は覚えがあると思い出したのは「1Q84」だった。
あの幻覚なんだか本気なんだかよくわからない薄気味悪い感覚がまさに同じ。
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