2023/01/08〜2022/01/14までの木曜日〜土曜日の週後半の日記です。
■2023/01/12/木
既存のD&D-OGL1.0の権利を取り消す上書きで炎上したわけですけど「OGL1.1で早期契約してくれるなら契約料金を25％から15％に割引しますよ」この部分はB to Bビジネスだけならまま理解はできる。
問題は約50年近いファンベース作品であるのにカスタマーの気持ちを一切無視してしまったこと。D&D Beyondのサーバーがストップするほど登録解除がでれば、WotCは白旗をあげるしかあるまい。
ただ一定以上の成果／利益がでたならばD&D-OGLを利用している製品はWotCに別途ロイヤリティを支払うように」はわかるけどな。人気の『Worlds Without Number』なんかもOSRだけでなくあきらかにOGLの記述を利用した部分もありますし。
いろいろWotCが言う様に曖昧だったことは事実。NFT的展開への牽制をふくめ、その曖昧な部分を修正していきたいのは、最終地点において物理媒体のルールブックはなくしデジタルサブスク１本でやりたいのかも。
なんにしろ今回の件でD&D-OGLが警戒され、結果、猫も杓子もD&D-OGLにならず、オリジナルルールが増加するなら自分はむしろうれしい。 海外のTRPGユーザーがD&D-OGLシステムしかやらないっていうのは結構事実ですしね。
『うる星やつら』 第13話 「買い食い大戦争／テンからの贈り物!!」
https://uy-allstars.com/
「買い食い大戦争」 旧版のタイトルは「買い食いするものよっといで」。おおむね筋書は変化なし。弁当を早食いした空腹により買い食いに学校を抜け出す生徒 vs 抑止に動く教師。昭和テイスト満載のくだらないバカさわぎですが、分解した場合、令和でもこういうコメディあるよな。校則違反の生徒でうるおう地元経済。店主は全員が味方。くだらなすぎて新版では一番おもしろかった。
「テンからの贈り物!!」 旧版のタイトルはそのままで「ラブラブキャッチボール！」。こちらも大体の筋書は旧版と一緒の模様。テンが通販番組で将来の伴侶がわかる道具――ラブラブキャッチボールを買い翻弄されてしまううるせいガールズ。つばめにサクラが言う「何人の女の子を毒牙にかけてきた！」が冗談ではなくなってる偶然。しのぶはつばめが運命の相手（ウソ）てもまんざらではないんだ。
『REVENGER』 第２話 「Gold Opens Any Doori」
https://anime.shochiku.co.jp/revenger/
利便事屋 ＝ REVENGER。怨咬小判 ＝ 怨みを咬んだ小判ね。黒幕へとかつがれて許嫁の父を斬り、その許嫁も自害した繰馬。碓水は繰馬に復讐のREVENGERになれとささやく。遊女をだまし破滅させることになった女衒（ぜげん）と、悪徳遊郭の主に復讐する過程で、前回はしかけ――いやもう仕事人アニメだし「この表現」でいいだろ――に参加してない医師かつ洋弓のごときからくりを使う叢上徹破を紹介する。
この叢上徹破が碓水たち仕事人たちが使用する武器の作り手。こういったガジェットの存在――キャラクターに特殊な能力を付与する――がテレビアニメらしい「必殺シリーズ」の特徴といえるのかもな。なんにしても叢上の使う弓の威力はバリスタなみ。主水（藤田）でも渡辺（東山）でもいいけど、２人にあたる繰馬の仕事ではちゃんと仕事人のテーマがかかる。「リベンジつかまつる」。
『スパイ教室』 第２話 「MISSION《花園》�供�
https://spyroom-anime.com/
『スパイファミリー』はコメディですから、諜報のシリアスな世界も茶化せる。ですけど本作の場合はなまじシリアスゆえ「いわゆるハーレムもののようなクラウスの立ち位置」とラノベ的空気の「やりとり」が寒い……というか「ふざけてるの？」となってしまうな。前回「俺を倒せ」と生徒らに命令したクラウスと少女らの訓練は、視聴者たちを取り残す謎の一致団結と理解のうちに終了。
以前クラウスが所属し、彼を残し全滅した諜報部隊「焔」の存在がしめされて、失意の中のクラウスと「どんぞこ同士」の生徒が共感。訓練は終り。任務本番へ飛ぶ。正直この省略はしらけてしまう。またキャラクターの特技や能力の説明もすっ飛ばして展開するので個々の得意分野が理解しずらい。現状の感想においてスパイものとしては期待はずれもいいとこ。まあ３話まで。
■2023/01/13/金
「あたたかくない」がtwitterのトレンドにあがるのわかる。
『Buddy Daddies』 第２話 「THE KISS OF DEATH」
https://buddy-animeproject.com/
モリオカートはない。前回の依頼で海坂ミリ４歳を拾い自宅へと連れ帰った来栖と諏訪。ミリは来栖をパパと呼び４歳児らしい傍若無人を発揮。翻弄されるだけの２人に次の依頼が舞い込む。犯罪計画のプランニングをたてる様子はおもしろい。ただ話回しは「こうするしかないよな」の予想の範囲をでない。ミリの暴挙で結果において失敗した仕事が皆殺し的な描写になるのもつらい。
物語にミリをからませるためには、彼女を現場につれていくしかない。素直に留守番してるキャラクターなんておもしろくもなんともないし。ただ彼女が現場にくれば今回のようなドタバタになってしまう。そうかんがえると「スパイファミリー」のアーニャが超能力者で父親と母親の正体を知りあこがれる。ゆえ「危険に首を突っ込む行動に違和感がない」ってよくできた設定なんだな。まあ３話まで。
『アルスの巨獣』 第２話 「契約の儀式」
https://ars-giant.com/
王道しかない。ナギモリのジイロとカンナギのクウミは“契約”を行い融合。巨獣へ挑む。ナギモリとカンナギの関係は作品の根幹に関る設定だと思うが、今回は必要以上に掘り下げず。この時点では両者が一体化をして常人以上の能力が発揮可能だとわかればよさそう。１話よりアクションシーンはずいぶんおとなしい。立ち上る煙で殺陣を隠し、作画カロリーを節約するほか“上手”にさぼっている。
物語自体は鉄板もすぎる。以前のカンナギに未練を残すジイロはクウミをあらたなパートナーに選択したわけではい。でもなしくずしでクウミとねこかぶりのミャアと一緒に旅に出る。大切な武器の槍を忘れ、その槍を求め結局２人を救出しに敵船へ乗り込む。本当、周囲の感想のとおりジブリみたい。同時に展開も「ラピュタ」っぽくなりそうだ。メザミなんかはまんまムスカの立ち位置ですしね。
■2023/01/14/土
仕事。年始からこれでは思いやられるな。
『イジらないで、長瀞さん 2nd Attack』 第２話 「センパイのお誘いっスか!?」
https://www.nagatorosan.jp/
長瀞ちゃんが直人パイセンを好きな所は“そういうとこ”。今年で３年の自分は卒業。思い出に“全裸”で部室の空気を満喫している部長。その部長が創作と「愛」と「観察」と語り直人に動物園の無料券（２枚）をくれる。このやりとりを長瀞は聞き彼女もセンパイもお誘いを期待する。このカップル（？）めんどくせえ。先輩を立てて誘いを期待しあおる彼女。あおられきょどる彼氏。
そうしてラブラブ動物園デートにいきました。１期からたびたび直人の誠実さと勇気が発揮されるが、センパイは他人の夢や努力を笑う人間が嫌い。そういう状況になると自身のへたれさを脇に怒る。今回長瀞の絵を笑う彼女のモブ友人に怒り、その長瀞がセンパイを守る逆転のへたれさ加減。だが長瀞が直人に恋愛感情を抱く部分はそこ。直人は自身のへたれさは理解している。だが卑屈ではない。
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