11/12埼玉新都市交通丸山車両基地まつり

この日はニューシャトルのイベントの為、丸山へ向かった。昼過ぎの到着となってしまったので終了時間が気になり焦る。大宮までは良いが、ニューシャトルに乗ってからの遅さが気になった。新交通システムは速度を出す事を目的としていないので他の鉄道よりも速度は遅い。しかし新幹線の隣に線路があるので急カーブはなく、大宮付近の線路配置の問題である。これがなければ新交通システム以外の選択肢もあったのではないかと思う。
駅に隣接して車庫があるのですぐに入場出来た。車両工場の展示と車両展示がメインであるが、先ずは工場へ向かう。展示車両は2000系と2020系であった。一部車輪を外した車両もあるので様子が見れると言うのも他では見られない光景である。線路に隠されている上に集電設備の影響で普段から見られない部分であるが、あまりにも部品を外し過ぎて床下に機械がほとんどない車両もあった。2020系は車内に入る事が出来たので入ってみたが、既に営業運転に入っているので目新しさはなかった。むしろ前面の奇抜さに目が行く車両である。車体断面断面の四角形に上手く六角形を取り入れたと言う点は見事であった。内装で気になるのは他の車両にも言えるが、車内に機械があり狭く感じる事である。床下にもスペースがないとなると屋根上しかない。パンタグラフがない分実現可能性がありそうに見えて下手に車高を高くすると横転の危険性があるのが問題でもある。
続いて車庫の展示を見るが、線路配置の関係で3.4編成並んだ姿を撮影する事は難しい。構造上車両が密接するのは不可能である。その後物販コーナーを見るも気になるものはなく引き上げ有る事にした。この日は一日乗車券なので内宿へ移動し大宮に戻り元を取る。時間があればもう一往復したかったが、秋の日の短さを感じた。そして大宮へ戻る際気になったのが混雑状況である。車両の狭さに加えてドアが片側1ヶ所しかない等混雑状況への対処が必要と感じた。朝ラッシュ時の混雑状況が見てみたいと思った。