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2022年11月26日18:26

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動画アリ!Wカップ企画(2)グループG 第1節 ブラジル 対 セルビア戦レポート セルビアの戦い振り NTT東日本Wカップ休暇制度 日本代表応援グッズ

 11/26(土)
23日に日本代表が、初戦のドイツ戦を2対1で逆転勝利すると、一躍代表ブームが巻き起こった。特需品のユニフォームや応援グッズは、品薄状態である。東京都新宿にあるスポーツ用品店[Alpen Tokyo]は、代表チームのユニフォームの売上が、前週比の6倍に達したことを明らかにした。明日27日(日)に、日本時間午後7時からコスタリカとの試合に望む。

サッカー日本代表ユニフォームの売上が約6倍で売り切れ続出 日本がドイツに劇的勝利で駆け込み需要
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 2日前の11月23日、Wカップ・カタール大会の初戦となるドイツ戦に勝利した日本代表ブームが巻き起こっている。ツィッター上ではWカップ期間中に2週間の休暇を取得した社員が話題になっている。長時間労働が蔓延する日本は、有給休暇の取得率も低く、罪悪感すら感じるという。時間当たりの労働単価は、先進国の中で最も低いといわれている。対して欧米では、夏のバカンスシーズンを中心に2週間から3週間の休暇取得が恒例となっている。日本政府は、労働者の負担を減らすべく、取り組みを始めた。2017年2月に政府の働きかけにより、月末の金曜日に速めに就業時間を終える「プレミアムフライデー」を実施した。人員に余裕のある大企業では、導入に前向きだった。夕方には、速めに仕事を終えた社員が、居酒屋へ繰り出していた。企業の認知度に関して、90%に達しながら、導入率は10,7%にとどまった。天然資源に乏しく、少子高齢化に直面する日本は、一人一人の働き手の負担が増す。趣味や子育ての時間と仕事を両立させる「ワークライフバランス」は欧米では、普及した。賃金が伸び悩む日本は、育児との両立も難しい。円安が進む中、外国人労働力を確保するには、職場環境の改善は必須である。日本の働き方改革は、道半ばだった。

 本題 ワールドカップ企画(2)グループG 第1節 ブラジル 対 セルビア戦レポート セルビアの戦い振り 

前回関連日記 Wカップ企画(1)ドイツ戦から一夜明けて日本代表のロッカールーム
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  今回紹介するのは、セルビア代表である。旧ユーゴスラビア時代の8回、セルビア・モンテネグロ時代の2回を含め、2大会連続13回目の出場となった。第1章では、Wカップ出場までの歩みを、第2章では、初戦のブラジル戦のレポートである。

 目次
・第1章 セルビア代表 2018年ロシア大会からの4年間の歩み
・第2章 グループG初戦 セルビア 対 ブラジル戦レポート

 写真=2022年9月27日にUEFA NATIONS LEAGUE LEAGUEB 第6節 アウェーのノルウェー戦に挑む試合前のセルビア代表メンバー 掲載元 OTT playより
https://www.ottplay.com/news/nor-vs-srb-uefa-nations-league-2022-23-where-and-when-to-watch-norway-vs-serbia/31a27a556b741
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  第1章 セルビア代表 2018年ロシア大会からの4年間の歩み

 セルビア代表は、2021年3月から始まったカタール・Wカップ2022欧州予選では、組み分け抽選会にて、第2シードに入った。抽選の結果、グループAになり、ポルトガル、(第1シード)アイルランド(第3シード)、ルクセンブルク(第4シード)、アゼルバイジャン(第5シード)と、ホーム&アウェー方式で対戦した。ポルトガルが優位とみられたグループで、6勝2分0敗で首位通過を果たした。最大のハイライトは、2021年11月14日 予選最終第8節、アウェーのリスボンで行われたポルトガルとの一戦である。勝利が絶対条件となる中、前半2分に先制ゴールを許し、早くも劣勢に立たされた。前半33分にタディッチのゴールで追いつき、試合をイーブンに戻した。引き分けでも首位通過が決まるポルトガルは、リスクを犯さず、守備を意識する。試合はこう着状態に入った。後半44分に、ドラマが生まれた。右サイドのコーナーキックの流れから、先制ゴールのダディッチのクロスボールに、エースのミトロヴィッチがヘディングで合わせ、逆転ゴールを決めた。


2対1でポルトガルに逆転勝利を飾ったセルビアが、グループAの首位に立ち、Wカップ本戦出場を決めた。なお通算成績5勝2分1敗のポルトガルは、グループ2位として、プレーオフに周り、Wカップ本戦の出場を決めている。

 写真 掲載元 Outs Sports
・左側 ポルトガル戦でロスタイムに逆転ゴールを決めるミトロヴィッチ、
・右側痛恨の失点をして頭を抱えるクリスチアーノ・ロナウド、
・右下 セルビアのストイコヴィッチ監督2021年11月16日付 https://sport.optus.com.au/articles/os35085/optus-sport-daily-serbia-stun-portugal-to-book-their-ticket-to-the-2022-world-cup
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 チームのエースは、アウェーのポルトガル戦で値千金の逆転ゴールを決めた1994年9月16日生まれの28歳ミトロヴィッチである。身長189cmの右利きのストライカーは、競り合いの強さと共に、ポストプレーを得意とする。所属するイングランドのフルハムでは、2021−2022シーズンに、44試合43ゴールを記録し、チームをイングランド1部(2部リーグ相当)からトップのプレミアリーグ昇格に導いた。彼自身は、得点王に輝いている。

写真=得点王の記念撮影時のミトロヴィッチ 掲載元 Sky sports 2022年5月4日付https://www.skysports.com/football/news/11681/12607929/aleksandar-mitrovic-fulham-striker-wins-2021-22-championship-golden-boot
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プレミアリーグに昇格した2022−2023シーズン、Wカップ開催に伴う中断前の11月12日まで、9ゴールをあげ、4位タイとなっている。

 チームには、大柄な選手を揃え、空中戦で強さを発揮する。Wカップ本戦では、ブラジル、スイス、カメルーンが同居するグループGに入った。奇しくもブラジルとスイスとは、前回2018年ロシア大会の予選リーグでも対戦した。当時セルビア代表は、初戦のコスタリカ戦は、1対0で幸先よく勝利したものの、続くスイス戦を1対2、最終ブラジル戦を0対2で落とした。通算成績1勝2敗、グループ3位で敗退した。

 次なる目標は、西暦2000年以来20年振りの出場を目座すEURO(欧州選手権)の出場権を獲得して、好成績を残すことである。ヨーロッパではWカップと並ぶ大きなイベントである。2016年フランス大会から参加国が16から24へと拡大した。本戦出場をかけた予選では、5チームが属するグループBに入った。ウクライナ(6勝2敗)、ポルトガル(5勝2分1敗)に続いて、4勝2分2敗で3位となった。4位、ルクセンブルク(1勝1分6敗)、5位、リトアニア(0勝1分7敗)である。

UEFA加盟55か国中24チームが出場する本戦の出場権をかけて、2ラウンド制の一発プレーオフを戦う。初戦アウェーのノルウェー戦を2対1で勝利し、ホーム権を獲得した決勝のスコットランドとの大一番に望んだ。後半ロスタイムに劇的同点弾で1対1に持ち込むと、延長120分でも決着がつかず、PK戦までもつれこんだ。先攻のスコットランドが5人全員成功に対して、後攻のセルビアは5人目のミトロヴィッチが失敗し、PK戦の末に敗れ、本戦の出場権を逃した。

 写真左=プレーオフ セルビア 対 スコットランド戦 ミトロヴィッチのPKがセーブされる。掲載元 Mirror https://www.mirror.co.uk/sport/football/news/jamie-carragher-gary-neville-var-23095478
 写真右=一連のプレー拡大シーン 掲載元 THE TIMES 2020年11月13日付
https://www.thetimes.co.uk/article/its-just-the-best-way-to-win-it-says-scotland-penalty-hero-david-marshall-g77qm8drh
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 EURO予選敗退のチームを蘇らせたのは、現役時代と共に、監督としても日本のJリーグ・名古屋グランパスに関わったドラガン・ストイコヴィッチである。日本では、妖精ぴクシーの名前でも知られている。2021年秋に、Wカップ欧州予選、グループAを首位で突破する目標を果たした。2022−2023シーズン、第3回UEFAネーションズリーグにおいて、2部相当のリーグBのグループ4に入った。ネーションズリーグは、UEFA加盟55カ国を、実力に応じて、リーグAからリーグDまで4つのカテゴリーに分けられた。リーグAからCは、16チームずつ属する。それぞれリーグ内において、4チーム4組に分かれ、ホーム&アウェー方式で6試合戦う。それぞれリーグ内の首位通過4チームと、最下位4チームが、次年度入れ替わる仕組みである。トップのリーグAの首位通過上位4チームは、翌年に、1発トーナメント方式の「ファイナル4」に進み、優勝をかけて戦う。第1回2018−2019シーズンは、ポルトガルが優勝した。第2回2020−2021シーズンは、フランスが栄光に輝いている。第3回2022−2023シーズンは、オランダ、スペイン、イタリア、クロアチアが、リーグAのそれぞれのグループの首位に立ち、2023年6月にファイナル4に進む。

 写真=UEFA ネーションズリーグ2022−2023 ファイナル4のPRロゴ 掲載元 UEFA.com 2022年9月27日 https://www.uefa.com/uefanationsleague/news/0279-1632c4333a99-7f1af4781e69-1000--uefa-nations-league-final-four-who-is-in-it-when-is-it-where-do/
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 2022−2023シーズンのネーションズリーグにおいて、リーグBのグループ4には、前回リーグCから昇格したセルビア、リーグAから降格したスウェーデン、その他ノルウェー、スロベニアが属する。2022年6月に4試合、9月に2試合、合計6試合戦う。最終結果、首位はセルビア(4勝1分1敗、勝ち点13)、2位ノルウェー(勝ち点10)、3位スロベニア(勝ち点6)4位スウェーデン(勝ち点4)だった。トップのセルビアは、次回2024−2025シーズンは、リーグAに昇格、対照的に4位のスウェーデンは、次回一つカテゴリーが下のリーグCで戦う。

EURO2020の予選敗退後、ストイコヴィッチ監督の下、国際試合で成果を上げてきたセルビアは、1998年のフランス大会以来、24年ぶりの決勝トーナメント進出を目指して戦う。

       第2章 グループG初戦 セルビア 対 ブラジル戦レポート

 日本時間25日(金)午前4時、グループG 初戦 ブラジル 対 セルビア戦が、ルサイルスタジアムでキックオフする。同スタジアムの収容人数は8万人、12月18日の決勝の舞台でもある。前半45分は、得点がなくハーフタイムを迎えた。

必 リンク無記載写真=FIFA.comよhttps://www.fifa.com/blogs/fwc-2022-live-blog-II-en


後半右エンドにブラジル、左エンドにセルビアが入り、セルビアボールで残り45分がスタートした。

 写真=ブラジルのネイマール(左側)とセルビアのミトロヴィッチ(右側)写真提供:Getty Images 掲載元 The Sprting News 2022年11月23日付 https://www.sportingnews.com/au/soccer/news/brazil-vs-serbia-prediction-world-cup-odds-betting-tips-2022/b2yb3iz8ggtycdlujpt7pkvr
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前半劣勢だったセルビアは、開始直後にゴールキーパーまでボールを下げて、出方をうかがう。GKミリンコヴィッチは、ボランチのグデリにパスをだす。ラフィーニャがグデリの背中に接触しながら左足を伸ばして、ボールに足を伸ばす。ファウルをせずにインターセプトすると、キーパーを前にしながら、左足でシュートした。右に重心が傾いたGKミリンコヴィッチは、左足でボールを跳ね返した。ラフィーニャは、ゆったりとパスをまわす相手に対して、常にインターセプトを狙っていた。失点を免れたセルビアディフェンスは緊張感が増す。7分、ブラジルは、エリアの外でトップのリシャリルソンが胸でボールを落とした。バサタが右ひざでトラップし、エリアに上がるラフィーニャの足元にパスを出す。ラフィーニャがシュート態勢に入ると3バックの左に入るパブリヴィッチがスライディングでボールをかきだした。

 写真=ラフィーニャとパブリヴィッチの攻防
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 後半開始早々、ブラジルがボールを支配する中、セルビアはトップのミトコヴィッチをセンターサークルの中に起き、守備がために入る。9分、センターサークル付近からフリーでサンドロが持ち上がり、左サイドのビニシウスにパスを出す。ビニシウスはいったんボールをとめて、左足でグラウダーのクロスを送った。左DFのパブリヴィッチから離れたネイマールが、腰を捻りながら、左足でシュートした。ジャストミートせず、浮いたボールは、左ゴールラインを越えていった。ネイマールは、バランスを崩した分、シュートミスを犯した。彼は、サイドアタッカーでありながら、中盤で起用されている。

 続くブラジルは14分、ゴールから約30m付近で、サンドロがフリーでボールを受けて、助走をつけながら、左足を大きく振りぬいた。地を這うようなボールは、ショートバウンドして、左ネットに向う。体を倒したミリコヴィッチの左指にかすかに触れ、ポストの内側に当たって、反対サイドに跳ね返った。

 セルビアは、前半から通してコーナーキックの数は、後半10分に右サイドから得た一本のみにとどまる。ブラジルは、センターバックの38歳チアゴ・シウバとマルキーニョスが、ハーフウェー・ライン付近まで上がり、トップのミトロヴィッチが基点になるカウンターを阻止した。

 写真=セルビアの10番ダディッチを、ブラジル選手が囲む
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 16分、ついに均衡が破れた。ブラジルは、ネイマールがボールを跨ぎながら、小刻みにドリブルして中に入る。左側からビニシウスが、右足のインサイドで狙い済ましたシュートを放った。態勢を低く保った、ミリンコヴィッチが左手一本でセーブするものの、ボールの勢いに負けて、弾いた。不規則に回転しながら落ちていくボールを、相手左DFパブリッチのチャージを受けたトップのリシャリルソンが即座に反応する。小さく飛び上がり、右足の甲でゴールに向って蹴り込んだ。1対0.リシャリルソンは、キーパーがリバウンドを出すことを予測し、体勢を瞬時に整え、冷静にフィニッシュした。

 写真=先制ゴールのシーン
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 写真=先制ゴールのシーン 別角度 掲載元 Internationals https://www.tottenhamhotspur.com/news/2022/november/internationals-richarlison-bags-spectacular-brace-son-and-bentancur-share-spoils/
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1997年産まれの25歳の彼は、足元のテクニックとポジショニングを兼ね備える。昨2021年に行われたU-23東京五輪では、5得点を上げて、大会得点ランクトップに立つと共に、チームを2大会連続の金メダルに導いた。

失点を喫すると、守備の時間が長くなるセルビアの選手達は、運動量が一気に落ちる。先制ゴールを上げて勢いづくブラジルのメンバーは、一人一人の距離感が短くなり、リズムよくパスが繋がる。 続く27分、左サイドのビニシウスが突破を図り、エリアすぐ外から右足のつま先で、中に構えたリシャリルソンにクロスを送った。ターゲットのリシャリルソンは、ペナルティーキックポジションのすぐ左でフリーになった。彼は、ゴールを背にしながら、左足でトラップした。ボールは真上に上がると、不規則に回転して落ちていく。体を捻りながら、左足を倒し、右足でシュートした。ハンドを警戒して手を後ろに置いたベリコヴィッチの肩口を抜けていくボールに、GKミリンコヴィッチの手は届かない。ボールは勢いを保ったまま左ネットに突き刺さった。2対0。リシャリルソンは、ジャンプしながら、態勢を傾け、浮き上がったボールを、右足でたたきつけた。GKミリンコヴィッチは、瞬時に横とびしたとはいえ、スピードのある球にかすりもせず、追加点を許した。フリーになったリシャリルソンの柔軟性、ボールコントロールの良さが発揮されたゴールである。
写真右 掲載元 NEWS YORK TIMES 2022年11月24日https://www.nytimes.com/live/2022/11/24/sports/world-cup-scores
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セルビアのストイコヴィッチ監督は、じっと立ち尽くしたまま動かない。一方2点をリードしたブラジルのチッチ監督は、選手を鼓舞するかのように声を出した。
 セルビアのディフェンスが後手に回り、サイドに大きくスペースができ始めている。ブラジルは柔らかいボールタッチから、パスを繋いでいく。36分には、リズムよくパスを繋ぐ展開から、左サイドのビニシウスが出したボールを、エリアすぐ外で途中出場のガブリエルジェズズ(リシャリルソンと交代)が右足でフィニッシュした。重心を左に倒したミリンコヴィッチがセーブした。後半41分時点で、枠内シュートはブラジルの10本に対し、セルビアは0本にとどまる。ブラジルのGKアリソンは、コーナーキックを与えた際、高さで勝る相手を警戒して、ポジションニングを修正する。ボールに触れる機会は少なく、タイムアップの笛を迎える。

写真=後半の終了間際、ゴールライン際でボールに触るアリソン 撮影者:宮武祐希
https://mainichi.jp/graphs/20221125/mpj/00m/050/025000f/20221125mpj00m050039000p
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試合は、4年前の同じスコアとなる2対0でブラジルが、セルビアに勝利した。スコア以上にブラジルがゲーム内容で圧倒していた。センターバックの2枚(チアゴ・シウバ、マルキーニョス)をセンターサークル付近に押し上げ、カウンターをケアしながら、バックパスを受けた。後手に回ったセルビアは、守備の時間が長くなるにつれて、サイドから中央へと徐々にスペースを狙われた。ブラジルは、左サイドのビシニウスが、チャンスメイクに徹して、基点を作ったことにより、トップのリシャリルソンの2ゴールに繋がった。20年ぶりの優勝を狙うブラジルの個々の高い能力が際立った試合だった。






■「警備のヤマ場」、神経とがらす=コスタリカ戦の渋谷交差点―W杯サッカー・警視庁
(時事通信社 - 11月26日 14:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=7201717

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