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2022年11月21日23:28
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奥多摩地域観光レポート2週目｛11月19日（土）｝ 紅葉に燃える鳩ノ巣渓谷、御岳渓谷、イチョウライトアップ 2015年から2017年の観光の様子を振り返る 11/21(月）コロナ関連ニュース
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11/21(月）
初めに、8月8日から9日の深夜帯に走る夜行バスにおいて、不祥事が発覚した。東京発大阪行きのバス便で、コロナ陽性の運転手が勤めていたことが明らかになった。一連の出来事が明るみにでると、国土交通省近畿運輸局は、運転手が勤める会社の処分内容を検討した。11月21日に、兵庫県丹波篠山市の高速バス事業者「サンシャインエクスプレス」に対し、バス3台をそれぞれ30日間使用停止にする行政処分を出した。会社側によると、運転手は8日の午前中にPCR検査において、陽性判定を受けたとの報告を受けたという。急遽代わりの乗務員を登用できず、陽性の段階でも業務についてもらったと、打ち明けた。コロナの感染者を業務に就かせたケースで、行政処分を受けた初の事例である。なおバス乗客28人の感染有無についてはわかっていない。
11月21日に厚生労働省によると、日本全国において、新型コロナの新規陽性者数は4万2424人、感染による死亡者数は57人と明らかにされた。人工呼吸器ＥＣＭＯの装着を必要とする重症患者数は前日比3人減となる259人と発表されている。新規感染者数は、先週の月曜日の3万7555人から、4000人近く増加に転じた。
感染者数詳細 2022年11月21日付け https:/
写真 掲載元 日テレＮＥＷＳ https:/
厚生労働省は、今冬新型コロナとの同時流行が懸念されているインフルエンザの感染者数も1週間ごとに発表している。最新11月7日から13日までの間に、日本全国の医療機関からインフルエンザ患者の報告件数は407件、昨年同期の28件より大きく上回った。
詳細 インフルの患者の数値 https:/
乾燥する冬を前に、感染症対策が続く
■コロナ陽性のバス運転手、東京→大阪に乗務 会社「代わりがおらず」
(朝日新聞デジタル - 11月21日 19:36)
https:/
Yahooニュース 11月21日付 https:/
本題 11月19日（土）奥多摩地域での紅葉狩り2週目、紅葉に燃える鳩ノ巣渓谷、御岳渓谷 イチョウのライトアップ
目的地
�￣�多摩駅周辺
・氷川渓谷 午前８時40分頃から午前9時10分ごろ
・奥多摩ビジターセンター 午前9時15分ごろから午前9時40分頃まで
��奥多摩駅から鳩ノ巣渓谷まで徒歩5,1ｋｍを散策 午前9時40分頃から午後12時15分頃
鳩ノ巣渓谷 地図 掲載元 ＮＥＷＤＡＹより https:/
�８羈抃銘� 午後12時30分過ぎから午後5時30分迄
御岳渓谷 地図 掲載元 asacoco 多摩地域のタウン紙 vol.7 御岳渓谷遊歩道 青梅市
2014年1月20日号 https:/
目次
・第1章 奥多摩町氷川渓谷と鳩ノ巣渓谷の渓谷美
・第2章 神秘の御岳渓谷
・第3章 2015年から2017年の奥多摩観光を振り返る
見本の写真
左側 御岳渓谷 時刻 16時53分撮影
真ん中 奥多摩町 白丸駅と奥多摩駅の間 釣堀カフェ付近
右側 御岳渓谷 時刻 17時8分撮影
第1章 奥多摩町氷川渓谷と鳩ノ巣渓谷の渓谷美
19日（土）、2週連続となる、青梅市西部と奥多摩町を含む「奥多摩地域」で紅葉狩りをした。先週と同じく、翌日曜日は、雨の予報が出ていた。天気が良い土曜日に散歩客が集中したことにより、朝方8時台に奥多摩駅へ向う青梅線の車内は、乗車率が100パーセントを超えていた。紅葉に関しては、先週12日標高530ｍの奥多摩湖付近で見頃、1週間後のこの日、標高250ｍ程度の御岳渓谷と標高310ｍの氷川渓谷でモミジが、赤く色づいていた。
下記の2枚は、先週11月12日に撮影 掲載元 11月14日付け 紅葉に燃える奥多摩地域、奥多摩湖から御岳渓谷 神秘的なイチョウのライトアップ 2018年から2021年までの秋を中心に奥多摩地域の観光を振り返る。11月14日の2度に渡る列島の地震
https:/
写真＝奥多摩湖の散策路
写真＝玉堂美術館前のイチョウの木 撮影時刻17時10分
朝8時30分頃、奥多摩駅前は、バス待ちの客が列を作っていたものの、すぐ真下の氷川渓谷は、人影がまばらだった。
支流の日原川と本流の多摩川が合流する渓谷は、年間を通してカワガラスが暮らしている。この日、水面すれすれに低空飛行しながら、岩から岩へと移動していた。対岸のモミジの木には、カラス科のカケスの姿があった。背後は、カケスが好む杉林である。2羽が声を出しながら、川沿いのモミジの木と、すぐ後ろの杉の木とを行き来していた。撮影できたのは、1枚のみだった。
9時半頃には、渓谷のすぐそばの、奥多摩ビジターセンターに立ち寄った。前回と同じく、簡単なアンケートを書いたことにより、ポストカードを戴いた。4種類の中から選択したのは、御岳渓谷沿いの紅葉写真である。職員は、丁寧に奥多摩の四季やコロナ時代の変化についても答えてくれた。アウトドアブームにより、例年以上に観光客が多くなったと感じていた。現に朝8時代に奥多摩駅から発着するバスは、どの便も満席である。場合によれば、臨時便まで出ていた。ウクライナ情勢に伴い、電気代高騰を受けて、室内の照明を落としているという。前の週に出会った職員と同じく、朝方丁寧に応対してくれた。
先週と同じく、奥多摩駅から、白丸駅を経て、5,1ｋｍ先の鳩ノ巣駅まで、徒歩で向った。歩くコースは、線路とは反対側、多摩川の右岸を選択した。途中旧式の建物を背景にモミジを撮影した。
写真＝道中の釣堀カフェ前で撮影
その次の撮影スポットは、鳩ノ巣駅付近の鳩ノ巣小橋のやや下流である。先週この場所からの撮影を逃してしまった。道らしい道がなく、皆ごつごつした花崗岩に手をつきながら、撮影スポットを探していた。
写真＝上流側から白丸ダムの堤防を撮影
写真＝国道沿いから撮影 建物は鳩ノ巣荘
鳩ノ巣小橋から、上流側の白丸ダムにかけての歩道は、整備のために通行止めである。外国人観光客は、立ち入り禁止の区域にも関わらず、遠慮せずに、中に入っていた。
写真＝立ち入り禁止エリアから1枚
写真＝同じく立ち入り禁止エリアの川床から鳩ノ巣荘を見上げる
2020年春から続いた外国人観光客の入国禁止措置は、2022年10月以降ほぼ無くなった。円安を追い風に、訪日観光客が増加し、ここ奥多摩町では、日本人ガイドと同行するグループの姿が多くなっている。東京都民と比較すると、外国人観光客が同じ場所に来る機械はほぼない。一生に一度きりの体験として、渓谷に身を預けていた。巨岩に草木が生い茂る渓谷美に惹かれ、日本人も複数人立ち入り禁止区画に入り、逆巻く水の流れと共に、鳩ノ巣小橋を撮影していた。
写真＝鳩ノ巣小橋の下流側の岩の上から1枚（立ち入り禁止区間ではない）
お昼時、急峻な岩場の上でお弁当を食べるグループ客の姿があった。個人の散歩客は、グループ客に遠慮しながらも、川沿いのモミジを中心に撮影していた。奥多摩町は、森林面積が94％をしめる。渓谷の中から見上げる空は小さいとはいえ、清らかな水の流れに耳をすますと、日差を浴びたかのように、リラックスできる。秋のひと時、皆季節の移ろいを感じていた。
第2章 神秘の御岳渓谷
昼過ぎから訪れたのは、御岳渓谷である。下流側の軍畑駅付近の入り口から、沢井駅を経て、御岳駅付近まで散策した。
写真＝線路側の多摩川右岸の堤防沿いの古民家
写真＝沢井駅前 寒山寺を撮影
写真＝沢井駅と御岳駅の間の鵜野鷹橋を撮影
写真＝用水路沿い
色づき具合は、モミジは見頃、逆に玉堂美術館付近のイチョウの葉は、相当数散っていた。
ところどころ枝がむき出しになっているとはいえ、太い幹が張り出している様子から、風格は漂っている。東屋で小休憩をしながら、渓谷をゆったりと散策した。
午後4時ごろに、情報を得るために、御岳駅前の案内センターに立ち寄った。コロナ時代の変化について、職員に聞いてみた。先週の12日と同じく、翌日の日曜日が雨予報でた影響からか、いつになく人の数が多いという。2019年と比較すれば、個人や小グループは多いものの、大型の観光バスはいまだに少ないと答えてくれた。室内の壁には、特大サイズの地図と共に、野鳥の写真が張っていた。
私はカワセミとヤマセミの写真を撮影した。
実のところ私自身、2009年の夏場に、沢井駅付近で水面を矢のように飛ぶ1羽のヤマセミの姿を見ていた。丁度一人のカメラマンが、橋の対岸でカメラを構えて、追っていたのである。上流域では度々目撃されるものの、ここ御岳渓谷では近年個体数が減少しているという。紅葉シーズンの日中は、川沿いを多くの人々が行き来している。焚き火やキャンプは禁止されているとはいえ、岩場にはお弁当を食べる子連れの家族や若いカップル、またはロッククライミングをする学生風のグループが、トレーニングに励んでいる。互いにルールを守りながら、思い思いの時間を過ごしていた。
さて午後4時30分のライトアップ開始前から、右岸の玉堂美術館と、駅側のモミジの木が並ぶ左岸には、既に撮影待ちをする人たちの姿がある。私は、先週にもいた同じ係員から、撮影のコツなどを聞いた。地元の人だと、地形も把握している分、参考になりやすい。対岸の玉堂美術館前から撮影する場合、傾斜地に並ぶ和風の旅館を写した方が良い、と教えてくれた。
私は、係員に後押しされるかのように、対岸の玉堂美術館前まで移動した。足元にはイチョウの葉が落ちていた。葉っぱ越しに、対岸のほんのりと明るく照らされた和風の建物と共に赤く色づいたモミジを狙う。
撮影時刻16時51分
撮影時刻16時57分
撮影時刻17時3分
撮影時刻17時9分
撮影時刻17時24分
木のぬくもりを感じられる和風の旅館の一室から、多摩川を一望できる。空が青みを帯びたトワイライトタイムに、赤く色づいたモミジとやさしく溶け合っていた。
真っ暗になった時間帯に対岸へと周り、玉堂美術館前のイチョウの木を狙った。闇夜に浮かぶ黄色い葉っぱは、より神秘的である。
日本は紅葉する木が23種類、諸外国で比較的多いとされるカナダの13種類を上回る。中でも闇夜に浮かぶ、イチョウやモミジの葉は格別である。青みを帯びた空を背景に、ライトアップされると、色味が濃く出やすい。
間もなく木々の葉が落ちると、寒い冬を迎える。
第3章 2015年から2017年の奥多摩観光を振り返る
2018年から2021年の模様を振り返った先週に続き、今週は2015年に2回、2016年に3回、2017年に6回、合計11回の観光模様を写真で紹介する。
撮影日2015年5月3日 新緑の御岳渓谷 写真に写ったのは御岳小橋
撮影日2015年11月12日 奥多摩町氷川渓谷に生息するカワガラス
2015年11月20日付https:/
撮影日2016年5月8日 御岳駅前の民家の軒下で巣作りしたツバメ
撮影日2016年11月6日 奥多摩町山のふるさと村の敷地内に姿を見せたニホンザル
2016年11月6日付 https:/
撮影日2016年11月20日 御岳渓谷玉堂美術館の日本庭園
2016年11月25日付 https:/
撮影日2016年11月20日 玉堂美術館前イチョウのライトアップ
撮影日2017年1月29日 御岳山の旅館の敷地内で姿をみせたニホンリス
2017年2月4日付 https:/
撮影日2017年2月19日 御岳渓谷で巣材の枯れ草を加えるカワガラス
2017年2月22日付 https:/
撮影日2017年5月4日 御岳山内に生息するミソサザイ
2017年5月4日付 https:/
撮影日2017年8月6日 御岳山内に自生したヤマユリ
2017年8月18日付 https:/
撮影日2017年11月5日 御岳山のロックガーデンの紅葉
11月6日付 https:/
撮影日2017年11月12日 玉堂美術館前のイチョウの木
11月25日付 https:/
都会の喧騒から離れた奥多摩は、自然の醍醐味を感じる格好のスポットだった。
初めに、8月8日から9日の深夜帯に走る夜行バスにおいて、不祥事が発覚した。東京発大阪行きのバス便で、コロナ陽性の運転手が勤めていたことが明らかになった。一連の出来事が明るみにでると、国土交通省近畿運輸局は、運転手が勤める会社の処分内容を検討した。11月21日に、兵庫県丹波篠山市の高速バス事業者「サンシャインエクスプレス」に対し、バス3台をそれぞれ30日間使用停止にする行政処分を出した。会社側によると、運転手は8日の午前中にPCR検査において、陽性判定を受けたとの報告を受けたという。急遽代わりの乗務員を登用できず、陽性の段階でも業務についてもらったと、打ち明けた。コロナの感染者を業務に就かせたケースで、行政処分を受けた初の事例である。なおバス乗客28人の感染有無についてはわかっていない。
11月21日に厚生労働省によると、日本全国において、新型コロナの新規陽性者数は4万2424人、感染による死亡者数は57人と明らかにされた。人工呼吸器ＥＣＭＯの装着を必要とする重症患者数は前日比3人減となる259人と発表されている。新規感染者数は、先週の月曜日の3万7555人から、4000人近く増加に転じた。
感染者数詳細 2022年11月21日付け https:/
写真 掲載元 日テレＮＥＷＳ https:/
厚生労働省は、今冬新型コロナとの同時流行が懸念されているインフルエンザの感染者数も1週間ごとに発表している。最新11月7日から13日までの間に、日本全国の医療機関からインフルエンザ患者の報告件数は407件、昨年同期の28件より大きく上回った。
詳細 インフルの患者の数値 https:/
乾燥する冬を前に、感染症対策が続く
■コロナ陽性のバス運転手、東京→大阪に乗務 会社「代わりがおらず」
(朝日新聞デジタル - 11月21日 19:36)
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Yahooニュース 11月21日付 https:/
本題 11月19日（土）奥多摩地域での紅葉狩り2週目、紅葉に燃える鳩ノ巣渓谷、御岳渓谷 イチョウのライトアップ
目的地
�￣�多摩駅周辺
・氷川渓谷 午前８時40分頃から午前9時10分ごろ
・奥多摩ビジターセンター 午前9時15分ごろから午前9時40分頃まで
��奥多摩駅から鳩ノ巣渓谷まで徒歩5,1ｋｍを散策 午前9時40分頃から午後12時15分頃
鳩ノ巣渓谷 地図 掲載元 ＮＥＷＤＡＹより https:/
�８羈抃銘� 午後12時30分過ぎから午後5時30分迄
御岳渓谷 地図 掲載元 asacoco 多摩地域のタウン紙 vol.7 御岳渓谷遊歩道 青梅市
2014年1月20日号 https:/
目次
・第1章 奥多摩町氷川渓谷と鳩ノ巣渓谷の渓谷美
・第2章 神秘の御岳渓谷
・第3章 2015年から2017年の奥多摩観光を振り返る
見本の写真
左側 御岳渓谷 時刻 16時53分撮影
真ん中 奥多摩町 白丸駅と奥多摩駅の間 釣堀カフェ付近
右側 御岳渓谷 時刻 17時8分撮影
第1章 奥多摩町氷川渓谷と鳩ノ巣渓谷の渓谷美
19日（土）、2週連続となる、青梅市西部と奥多摩町を含む「奥多摩地域」で紅葉狩りをした。先週と同じく、翌日曜日は、雨の予報が出ていた。天気が良い土曜日に散歩客が集中したことにより、朝方8時台に奥多摩駅へ向う青梅線の車内は、乗車率が100パーセントを超えていた。紅葉に関しては、先週12日標高530ｍの奥多摩湖付近で見頃、1週間後のこの日、標高250ｍ程度の御岳渓谷と標高310ｍの氷川渓谷でモミジが、赤く色づいていた。
下記の2枚は、先週11月12日に撮影 掲載元 11月14日付け 紅葉に燃える奥多摩地域、奥多摩湖から御岳渓谷 神秘的なイチョウのライトアップ 2018年から2021年までの秋を中心に奥多摩地域の観光を振り返る。11月14日の2度に渡る列島の地震
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写真＝奥多摩湖の散策路
写真＝玉堂美術館前のイチョウの木 撮影時刻17時10分
朝8時30分頃、奥多摩駅前は、バス待ちの客が列を作っていたものの、すぐ真下の氷川渓谷は、人影がまばらだった。
支流の日原川と本流の多摩川が合流する渓谷は、年間を通してカワガラスが暮らしている。この日、水面すれすれに低空飛行しながら、岩から岩へと移動していた。対岸のモミジの木には、カラス科のカケスの姿があった。背後は、カケスが好む杉林である。2羽が声を出しながら、川沿いのモミジの木と、すぐ後ろの杉の木とを行き来していた。撮影できたのは、1枚のみだった。
9時半頃には、渓谷のすぐそばの、奥多摩ビジターセンターに立ち寄った。前回と同じく、簡単なアンケートを書いたことにより、ポストカードを戴いた。4種類の中から選択したのは、御岳渓谷沿いの紅葉写真である。職員は、丁寧に奥多摩の四季やコロナ時代の変化についても答えてくれた。アウトドアブームにより、例年以上に観光客が多くなったと感じていた。現に朝8時代に奥多摩駅から発着するバスは、どの便も満席である。場合によれば、臨時便まで出ていた。ウクライナ情勢に伴い、電気代高騰を受けて、室内の照明を落としているという。前の週に出会った職員と同じく、朝方丁寧に応対してくれた。
先週と同じく、奥多摩駅から、白丸駅を経て、5,1ｋｍ先の鳩ノ巣駅まで、徒歩で向った。歩くコースは、線路とは反対側、多摩川の右岸を選択した。途中旧式の建物を背景にモミジを撮影した。
写真＝道中の釣堀カフェ前で撮影
その次の撮影スポットは、鳩ノ巣駅付近の鳩ノ巣小橋のやや下流である。先週この場所からの撮影を逃してしまった。道らしい道がなく、皆ごつごつした花崗岩に手をつきながら、撮影スポットを探していた。
写真＝上流側から白丸ダムの堤防を撮影
写真＝国道沿いから撮影 建物は鳩ノ巣荘
鳩ノ巣小橋から、上流側の白丸ダムにかけての歩道は、整備のために通行止めである。外国人観光客は、立ち入り禁止の区域にも関わらず、遠慮せずに、中に入っていた。
写真＝立ち入り禁止エリアから1枚
写真＝同じく立ち入り禁止エリアの川床から鳩ノ巣荘を見上げる
2020年春から続いた外国人観光客の入国禁止措置は、2022年10月以降ほぼ無くなった。円安を追い風に、訪日観光客が増加し、ここ奥多摩町では、日本人ガイドと同行するグループの姿が多くなっている。東京都民と比較すると、外国人観光客が同じ場所に来る機械はほぼない。一生に一度きりの体験として、渓谷に身を預けていた。巨岩に草木が生い茂る渓谷美に惹かれ、日本人も複数人立ち入り禁止区画に入り、逆巻く水の流れと共に、鳩ノ巣小橋を撮影していた。
写真＝鳩ノ巣小橋の下流側の岩の上から1枚（立ち入り禁止区間ではない）
お昼時、急峻な岩場の上でお弁当を食べるグループ客の姿があった。個人の散歩客は、グループ客に遠慮しながらも、川沿いのモミジを中心に撮影していた。奥多摩町は、森林面積が94％をしめる。渓谷の中から見上げる空は小さいとはいえ、清らかな水の流れに耳をすますと、日差を浴びたかのように、リラックスできる。秋のひと時、皆季節の移ろいを感じていた。
第2章 神秘の御岳渓谷
昼過ぎから訪れたのは、御岳渓谷である。下流側の軍畑駅付近の入り口から、沢井駅を経て、御岳駅付近まで散策した。
写真＝線路側の多摩川右岸の堤防沿いの古民家
写真＝沢井駅前 寒山寺を撮影
写真＝沢井駅と御岳駅の間の鵜野鷹橋を撮影
写真＝用水路沿い
色づき具合は、モミジは見頃、逆に玉堂美術館付近のイチョウの葉は、相当数散っていた。
ところどころ枝がむき出しになっているとはいえ、太い幹が張り出している様子から、風格は漂っている。東屋で小休憩をしながら、渓谷をゆったりと散策した。
午後4時ごろに、情報を得るために、御岳駅前の案内センターに立ち寄った。コロナ時代の変化について、職員に聞いてみた。先週の12日と同じく、翌日の日曜日が雨予報でた影響からか、いつになく人の数が多いという。2019年と比較すれば、個人や小グループは多いものの、大型の観光バスはいまだに少ないと答えてくれた。室内の壁には、特大サイズの地図と共に、野鳥の写真が張っていた。
私はカワセミとヤマセミの写真を撮影した。
実のところ私自身、2009年の夏場に、沢井駅付近で水面を矢のように飛ぶ1羽のヤマセミの姿を見ていた。丁度一人のカメラマンが、橋の対岸でカメラを構えて、追っていたのである。上流域では度々目撃されるものの、ここ御岳渓谷では近年個体数が減少しているという。紅葉シーズンの日中は、川沿いを多くの人々が行き来している。焚き火やキャンプは禁止されているとはいえ、岩場にはお弁当を食べる子連れの家族や若いカップル、またはロッククライミングをする学生風のグループが、トレーニングに励んでいる。互いにルールを守りながら、思い思いの時間を過ごしていた。
さて午後4時30分のライトアップ開始前から、右岸の玉堂美術館と、駅側のモミジの木が並ぶ左岸には、既に撮影待ちをする人たちの姿がある。私は、先週にもいた同じ係員から、撮影のコツなどを聞いた。地元の人だと、地形も把握している分、参考になりやすい。対岸の玉堂美術館前から撮影する場合、傾斜地に並ぶ和風の旅館を写した方が良い、と教えてくれた。
私は、係員に後押しされるかのように、対岸の玉堂美術館前まで移動した。足元にはイチョウの葉が落ちていた。葉っぱ越しに、対岸のほんのりと明るく照らされた和風の建物と共に赤く色づいたモミジを狙う。
撮影時刻16時51分
撮影時刻16時57分
撮影時刻17時3分
撮影時刻17時9分
撮影時刻17時24分
木のぬくもりを感じられる和風の旅館の一室から、多摩川を一望できる。空が青みを帯びたトワイライトタイムに、赤く色づいたモミジとやさしく溶け合っていた。
真っ暗になった時間帯に対岸へと周り、玉堂美術館前のイチョウの木を狙った。闇夜に浮かぶ黄色い葉っぱは、より神秘的である。
日本は紅葉する木が23種類、諸外国で比較的多いとされるカナダの13種類を上回る。中でも闇夜に浮かぶ、イチョウやモミジの葉は格別である。青みを帯びた空を背景に、ライトアップされると、色味が濃く出やすい。
間もなく木々の葉が落ちると、寒い冬を迎える。
第3章 2015年から2017年の奥多摩観光を振り返る
2018年から2021年の模様を振り返った先週に続き、今週は2015年に2回、2016年に3回、2017年に6回、合計11回の観光模様を写真で紹介する。
撮影日2015年5月3日 新緑の御岳渓谷 写真に写ったのは御岳小橋
撮影日2015年11月12日 奥多摩町氷川渓谷に生息するカワガラス
2015年11月20日付https:/
撮影日2016年5月8日 御岳駅前の民家の軒下で巣作りしたツバメ
撮影日2016年11月6日 奥多摩町山のふるさと村の敷地内に姿を見せたニホンザル
2016年11月6日付 https:/
撮影日2016年11月20日 御岳渓谷玉堂美術館の日本庭園
2016年11月25日付 https:/
撮影日2016年11月20日 玉堂美術館前イチョウのライトアップ
撮影日2017年1月29日 御岳山の旅館の敷地内で姿をみせたニホンリス
2017年2月4日付 https:/
撮影日2017年2月19日 御岳渓谷で巣材の枯れ草を加えるカワガラス
2017年2月22日付 https:/
撮影日2017年5月4日 御岳山内に生息するミソサザイ
2017年5月4日付 https:/
撮影日2017年8月6日 御岳山内に自生したヤマユリ
2017年8月18日付 https:/
撮影日2017年11月5日 御岳山のロックガーデンの紅葉
11月6日付 https:/
撮影日2017年11月12日 玉堂美術館前のイチョウの木
11月25日付 https:/
都会の喧騒から離れた奥多摩は、自然の醍醐味を感じる格好のスポットだった。
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