上野のお山。

友達と別れ午後から、一人で上野のお山へ。
目的は「長坂真護』知ってる？
私はまったく知らなかった。
世界中のパソコンや携帯、スマホ、ＯＡ機器など電子製品の墓場といわれる、ガーナのスラム街で廃棄物電子機器を使って美術アートを作り、一点十万から一千万円のかちで売買される作品を作り、スラム街の子供達に学校を建て、学びの場所とともに美術を教える活動をしている芸術家なのだ。ガーナのスラム街アグボグブロシーという町のこどもたちは学校にも行けず家計を支える為、一日５００円の日当で電子機器のプラスチックを焼く仕事をしている。当然有毒ガスを毎日吸っての生活である。
長坂は作品を売り上げてそれらを資金にガスマスクを買って彼らに与えている。
その
長坂真護（ＮＡＧＡＳＡＫＡＭＡＧＯ）の個展が初めて東京上野の森美術館で公開された。
私は前衛美術を理解するのは難しいが、彼の作品を見ていると、何か熱くなるのを感じた。
何故ガーナに世界の廃棄電子機器が集まるのかと言うと、分解して金属をリサイクルして得る収益が年間３００億ドルだと言われ、その残りの残骸がスラムんの子供たちによって処分されるという。
今こうして書いているパソコンも年内にウインドウズ１０が使えなくなるので買い替えるしかない。
私一人だけでなく世界中が買い替える頃になるが、その機材はすべてガーナに行くのだろうか考えさせられる美術展だった。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E5%9D%82%E7%9C%9F%E8%AD%B7

https://www.bing.com/videos/search?q=%e9%95%b7%e5%9d%82%e7%9c%9f%e8%ad%b7&docid=608015864649894276&mid=B4007869A4B85BC00D97B4007869A4B85BC00D97&view=detail&FORM=VIRE


美術館の看板、夕日の上野公園、友達と食べたあんみつ。