歳を取ればとるほど視野は広がるものだとばかり思っていたけど、確かに40歳代って人生の中間決算みたいな部分はある気がする。
僕の場合割とこれといって波乱のない半生のように思えるがそれでも40代に一度カミさんに八つ当たりに近い対応をしたことがある。
非常に内面的などうしようもない焦燥感からの行動で今でも後悔する部分もあり家族はどう対応してよいか分からなかったはずだ。
夫婦というのは時間を経るごとに関係が深まる部分と乖離していく部分があり、そこを上手く擦り合わせるのが大人ということなのだろうがちょっとしたリズムのズレが積もり積もってこんなことになる。
上手く気持ちのコントロールができなかった僕はそれまでの自分ではありえないくらい取り乱した自分を見せてしまったわけで結構致命的な溝ができてしまった。
このまま関係は破滅に向かうのかな?とうっすら思っていたのだがある意味カミさんも吹っ切れた部分があったのかこれを機にお互いを尊重しあう雰囲気に代っていったように思う。
当時は少し寂しい気がしたこともあったが今となれば結果オーライということなのかもしれない。すべて背負わなければならないみたいな気負いは消え、許容範囲も次第に広がったことでストレスは格段に減っていった。
何事もしがみつかない生き方は本当に楽で自分も周りも良く見えるようになった。家出も不倫も度を越さず修復できる範囲であるならばむしろ必要なことなのかもしれない。
性格にもよるのだろうが人生多少のブレがあった方が幅が広がると思う。
子どもが成人し、それぞれの道を歩むようになった今、現在半年ごとの別居をここ数年続けているが、カミさんも一人暮らしを経験したいという思いもあるそうでそこは尊重したいと思っている。
夫婦というものは一緒に暮らすことだけが必要なことではなく、物質的にも精神的にも支えあうことができれば色々な形があっていいんじゃないかな?と思うけどね。
40代、突然の焦燥感で離職・不倫・家出も…「中年の危機」は誰にでも起こりうる【医師が解説】
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=77&from=diary&id=7114148
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