今を去ること50年前、高校の下校時に通っていた浅草橋の中華屋でチャーシューとスープが抜群で、親父さんに麺抜きのラーメンライスができないか?と尋ねたところ「いいよ!」と作ってくれた。
家で夕飯を食べることを考えるとフルのラーメンライスはちと重かったので友人たちも「俺も、俺も」ですっかり定番になってしまった。
通常の丼ではなく、一まわり小さい飯丼に麺がない分はチャーシューとメンマ、ホウレンソウの具を増量でほぼおかずの体。
僕らは「ラーハン」と勝手に呼んでいたが、親父さんも苦笑いしながら注文に応じてくれた。もちろんメニュー札にかかることはなったが後輩たちも引き継いでいたのでその後も注文は相次いでいたに違いないと信じたい。
シンプルだが下町の人情が染みとおった味が今でも忘れることができない。
ラーメン屋の新メニュー「麺なしラーメンライス」が革新的過ぎて話題に 天才的メニューが生まれたきっかけを聞いた
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=7109787
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