再聴294：SUPERTRAMP

スーパートランプ（Supertramp）はイングランドのバンド。

僕が初めて彼らを聴いたのは、ラジオ番組「全米トップ40」から流れて来た「Give A Little Bit」だった。12弦ギター（多分）の軽やかなストロークで始まるポップな楽曲で、結構お気に入りに。ただその時点ではレコードは買わず。

次に彼らを聴いたのも、ラジオ番組「全米トップ40」で、今度は「The Logical Song」だった。これは速攻でお気に入りに。アルバム「Breakfast In America」を購入。これが初めて買ったスーパートランプのアルバムだった。この「Breakfast In America」、アルバム表題曲が日本のＣＭで使用され、かなりのヒットを記録したはず。調べてみるとオリコン年間チャートで29位だそうだ。またジャケットに写っていた女優さん（ケイト・マータフというのだそうだ）は単独で来日。アルバムのプロモーションに一役かっていた。

このアルバムを買ったことで彼らの古いアルバムも何枚か購入。「Give A Little Bit」が収録されていた「Even In The Quietest Moments」は地味ながらも好きな1枚。「Breakfast In America」の後はライヴの「Paris」、「It’s A Raining Again」が収録されている「Famous Last Words」とリリースされ、それぞれ購入。それなりにプチロテしていた。「Famous Last Words」の後にロジャー・ホジソンが脱退しちゃったので、それ以降は追いかけるのをやめてしまったのだけれど、「Brother Where You Bound」に収録されていた「Cannonball」は好きな1曲（僕はベスト盤で聴いた）。

ロジャー・ホジソンは脱退後、イエスのヴォーカリストになる予定だったそうなのだが、ジョン・アンダーソンが復帰してしまったので、この話は流れてしまったそうだ。また、元メンバーのリチャード・パーマーはキング・クリムゾンの「太陽と戦慄」「暗黒の世界」「レッド」に作詞家として参加していたそうだ。バンドは現在も継続中とのこと。

Give A Little Bit / Supertramp

The Logical Song / Supertramp

Breakfast In America / Supertramp

It’s Raining Again / Supertramp

Cannonball / Supertramp