スティーリー・ダン(Steely Dan)はアメリカのバンド。
僕が初めて彼らを聴いたのは、多分ラジオ番組「全米トップ40」で流れて来た「Do It Again」か「Rikki Don't Lose That Number」だったと思う。どちらも「過去のヒット曲」みたいなコーナーで流されたと思う。但し相当に記憶が曖昧なので、もしかしたら初めて買った彼らのアルバムが初めて聴いた彼らの楽曲だったかもしれない。
その初めて買ったアルバムは「Aja」。1977年9月リリースだから僕がまだ中坊の頃。中坊だったから、このアルバムに参加した豪華なメンツのありがたみは分かってなかったように思う。ただその頃にはベースを弾いていたので、チャック・レイニーだけは何故か知っていた。後はちょうど渡辺貞夫が「My Dear Life」をリリースし、プチ・ナベサダ・ブームが起こっており、僕もよくわからないけどとにかく「ナベサダだ!」ってことで彼の「Autumn Blow」というライヴ盤は買っていた。それはリー・リトナー&ジェントル・ソウツとのコラボだったので、リー・リトナーは知っていた。もしかしたらスティーヴ・ガットくらいはその当時には知っていたかもしれない。ウェイン・ショーターやスティーヴ・カーンなんかはその当時は知らなかったと思う。
その「Aja」、割とお気に入りだったのだけれど、結局アナログで買ったのはこの1枚のみ。世の中がアナログからCDに遷移した後に、ボチボチと彼らのCDを買い揃えていった。初めて買ったアルバムが「Aja」だったので、旧譜もそのような音なのかな、と思っていたのだけれど、どこかちょっと違う印象。やっていることは同じなんだけれど、気取りがないというかなんというか。別に「Aja」がスノッブだとは思ってないのだけれど。うーん、上手く表現できない(汗)。「Aja」も好きなのだけれど、それ以上にヘビロテしたかな、と思えるのは「Countdown To Ecstasy」「Pretzel Logic」「Katy Lied」「The Royal Scam」といった「Aja」以前の作品のような気がする。
2017年にはウォルター・ベッカーが死去。ドナルド・フェイゲンは今も1人でバンド活動を続けているとのこと。そういえば最近、ジミ・ヘンドリックスに初めてのストラトキャスターを与えたのはジェフ・バクスターだ、なんて記事を読んだけど、本当なのだろうか。ジェフ本人がそう言っているから間違いないんだろうけれど(これがその記事→
https://amass.jp/158918/)。
Do It Again /Steely Dan
Your Gold Teeth / Steely Dan
Pretzel Logic / Steely Dan
Black Friday / Steely Dan
Green Earrings / Steely Dan
Big Black Cow / Stgeely Dan
Here At The Western World / Steely Dan
FM / Steely Dan
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