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2022年08月12日09:16

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再聴285:STACKRIDGE

スタックリッジ(Stackridge)はイングランドのバンド。

いつ頃どうやって彼らを知ったのかは覚えてないけれど、多分「The Man In The Bowler Hat」というアルバムがジョージ・マーティンのプロデュースだったからとか、何かの宣伝文句で「田舎のビートルズ」とかそれに近い文言を読んだかして興味を持ったのだと思う。プログレにジャンル分けされていることが多いみたいだけれど、僕はあまりプログレという印象は持たなかった。イングランドらしい上質なポップスを提供してくれるバンドってイメージが強い。

多分、多くの人が前出の「The Man In The Bowler Hat」を「好きな1枚」に挙げているように思う。雑誌やディスコグラフィー本でも「名盤」扱いで紹介されている。僕も御多分に漏れず大好きな1枚。オシャレでハイセンスで上品さとユーモアを兼ね揃えたような佇まい。トラディショナルなテイストも持ち合わせているように思える。これがジョージ・マーティンの手腕なのかもしれないし、スタックリッジの他のアルバムを聴けば、彼ら自身が持っている本質とも思える。これでビートルズくらいのキャッチーさがあったら、凄いバンドになっていたんじゃないかな、なんて思ってしまう。最も、なんでもかんでもビートルズと比べても脳が無いけれど。

そういえば、こういうバンドって減ってきたなぁと思う。勿論、最近の全ての音楽を聴いている訳ではないけれど、例えば「ビートルズのDNAを引き継いだバンド」みたいな特集で紹介されるようなグループにも、スタックリッジのようなポップなんだけど、どこかシットリとしていて、素肌に気持ちよくフィットしてくるようなサウンドを出しているグループってあまりいない。やはりスタックリッジは稀有な存在だったのかもしれない。

Friendliness Part 1 / Stackridge

Percy The Penquin / Stackridge

Fundamentally Yours / Stackridge

Road To Venezuela / Stackridge

The Indifferent Hedgehog / Stackridge

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