ビリー・スクワイア(Billy Squier)はアメリカのミュージシャン。
彼を初めて聴いたのは、ラジオ番組「全米トップ40」から流れて来た「ザ・ストローク」だったと思う。今でいうとちょっとハード・ロック寄りのパワー・ポップって感じの楽曲で、同じようなタイプのヒット曲を、1980年代の前半に連発していた記憶がある。ただ、No.1になった曲はないので、もしかしたら「B級」的な扱いにされているかも。
僕はこの人、かなり好きだった。不器用な感じがするし、はったりをかますんだけどちょっとダサイし、俗受けを狙うんだけどちょっと外すし、みたいな感じが可愛いというか、なんというか(あくまでも僕が受けた印象ですので)。威勢よく飛び出したはいいけど、リレーのタスキが肩からずれ落ちてきて足に絡まりすっころんでしまって、それでも憎めないヤツ、って感じ(くどいですが、あくまでも僕が受けた印象ですので)。どんなに格好つけても垢抜けない田舎っぺのあんちゃんみたいな感じ(くどいようですが……以下同文)。
ちなみに「リレーのタスキが肩からずれ落ちてきて足に絡まりすっころんでしまって」は僕の小学校の時の実話です(恥)。でもすっころんでビリになったんだけど、そこから盛り返して6人中2位になったという、「あの頃はかけっこが早かったんだよなぁ」な山田少年でした(今はお腹の周りのお肉が邪魔して……)。
閑話休題。
彼は今、何をしているんだろうと、チラっと調べてみたら、今も現役みたいで、リンゴ・スター&ヒズ・オールスター・バンドに在籍していたこともあったみたい。前出の「ザ・ストローク」はエミネムにもサンプリングされたそうな。
後はどうでもいいけど、ビリー・スクワイアの日本語版ウィキはちょっと酷い。来歴のパートのことなんだけれど、多分英語版ウィキの内容を翻訳サイトで翻訳されたちょっとおかしな日本語をそのまま掲載しているような印象。「1985年、スクワイアはネパールの王子からヘリコプターを雇い、2人のヘリコプターパイロットに10,000ドルの現金を提供して、エベレストの頂上に着陸させました。彼らは彼を断り、危険すぎると言った」って、一体どんな文章なんだ、と僭越にも思ってしまった。どうやったらヘリコプターを雇えるんだ?まぁ、僕もそんなに上手な文章は書けないけれど(汗)。
The Stroke / Billy Squire
Everybody Wants You / Billy Squire
Emotions In Motion / Billy Squire
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