今日のお昼どき、たまたま見た『徹子の部屋』は、スターが証言する「戦争と私」と題したものでした。過去の放送を編集しながら、戦争を経験をした淡谷のり子、長谷川一夫、岸惠子、美輪明宏の話しを聞きました。
実際に戦争をいった長谷川一夫、
12歳の時に横浜大空襲を経験した岸惠子、
長崎で被爆した美輪明宏の話は生々しいものでした。
もっとも涙を誘ったのは、淡谷のり子の話。
淡谷の話は、特攻隊の慰問に行った時に出会った少年兵こと。
多くの兵隊の中に、白い鉢巻をした子どもみたいな人がいて、訊くと彼らは特攻兵で15〜6歳ぐらいという。こんな子どもが国のために命を捧げると思うと、泣けてしまって声が出なくなったそうです。
放送の後、あの有名は写真“子犬を抱いた少年兵”を思い出しました。子犬を抱いて笑っている少年兵は、特攻に参加して戦死。享年17。『徹子の部屋』の放送後、高校野球の中継にチャンネルを合わせると、この少年兵と同じ年ごろの高校球児が映っていました。世代はちがっていても、笑う表情は同じ。戦争はしてはいけない…と心底、思います。それと同時に、自国の利益のために戦争をしかける為政者には怒りしかありません。今、世界中で行われている紛争や戦争、一刻もはやく止めてほしいです。
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