まずはこのタイミングで岸田首相の口から「国葬」という言葉が出てことに驚愕した。
殺害方法もそうだが1国の元首相がこうも簡単に命を奪われるとは、理解もできないままの方が多いのではないかと思うのだ。
49日も明けぬうちにこの首相の頭の中はどうなっているのだろう?
事件の解明もそうだが残された遺族の気持ちを慮ればもう少し時間を空けてからでもいいような気がする。参院選から一度も国会が開かれていないこのタイミングでいかにも勇み足に見えるがその真意はどこにあるのか?
首相就任以来ことあるごとに「決断力に乏しい」「リーダーシップに欠ける」など言われ続け、党内のスキャンダル対応についても処理の不手際で信頼は徐々に失われつつある。
最大派閥の親分の一大事へのリップサービスかといえばそこには彼独特の計算が見え隠れする。
言うまでもなく過去の国葬の例は吉田茂の1名のみ。その理由は敗戦からの復興の礎を作ったということで現在の日本での状況とは随分と違う。ここに基準を重ね合わせればそれなりの実績が必要であるはずだ。
在任期間が憲政依頼最長不倒であることを挙げているが「期間」で決めるというのはあまりに説得力に欠ける。やはり評価はその長い期間にどのような功績が残せたか?国内外でその人格が評され尊敬を集めたか?ということになるだろう。
ここまで書けば安倍氏が相応であるか否かは現在の経済の混乱や自身が招いた疑惑や官僚の不正への関与など国会運営に混乱を招いてきた事実を見れば誰もが分かることだろう。
とはいえ岸田にとってはこの「暗殺」というインパクトと「国葬」という行事を利用して執り行うことでその名を示したいという目論見もないとは言えない。
国葬といえば海外からも要人が多数出席するだろうから労せずして自分の顔を売ることもできる。
葬儀というテーマはなかなか議論のテーマにはなりずらいところも狙いどころとしては賢いかもしれない。
急に元気になったように見える岸田首相。はしゃいで足元をすくわれなけれrばいいが・・・
■賛否両論ある安倍元首相の国葬 「基準」問われた松野官房長官は…
(朝日新聞デジタル - 07月15日 11:51)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7035328
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