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2022年06月10日10:29

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ダメだこりゃ!役所に蔓延する無気力体質。責任を取らなくていい管理職と職員

このところ続く事務的なミスの連続は少なくともチェック作業を軽視している面が多々あるように感じる。それが電子的な処理に対する過度な依存やそれに起因する職員の集中力や着眼能力の低下なのかは定かではないが税金を聞いてきちんと管理するという基本中の基本が守られていない点にある。

こんなミスは事務設計の段階である程度時間をかければ解消できるはずでましてや決算の段階で気が付かなければおかしい類の問題であるのは明白だ。

たった87園に倍額の補助金を交付したとすれば予算額に対し倍支払ったとして超過した段階で支出システムがパンクするはずだしこれを決済する所管の管理職は一体どこに目を付けているのかと呆れざるを得ない。少なくとも小学校低学年の算数レベルの問題だ。

補助金は一般的に定額のものと、初期段階で申請に応じ年度末に実績に応じ清算する方法が一般的であるがこの種の補助金はおそらく後払いではないかと思う。

であるとすれば保育園側も「あれっ!多くないか?」と感じていた園もあったのではないかと勘繰りたくなる。

とはいえミスはミス。4億円といえば多いように感じるが某村の4千万円と同様返せば済むというものでもない。

公務員による事務上のミスは故意または重過失でなければ免責されるという制度が職員の緊張感を損ねていることも問題で、よく言われる銀行の支店は1円でも合わなければ帰れないというくらいのプロ意識がなければ成り立たないくらいの気概が必要なのではないか?

役所の隠ぺい体質の中でこうして発覚するのは良い傾向ではあるもののこうした致命的なミスがこう何度も続くと納税者としては行政不信は一層深まるね。

別な話ではあるが昨今管理職試験の受験者が大幅に減っているのもこうした組織の無責任体質や職員のプロ意識や緊張感の低下を物語っている気がする。



■葛飾区が誤支給 4年で数億円か 私立保育園の補助金、返還依頼へ
(朝日新聞デジタル - 06月10日 07:02)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6990017
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