シンウルトラマン、残念なオタクの愛情過多

待ちに待ったシンウルトラマンがついに封切。
金曜日は会議があったので土曜日に観てきました。
欲しかった科特隊マークのピンバッジは金曜日にどこも売り切れ、公式通販も売り切れ、ネットで５倍くらいの価格で転売されてます、転売ヤーは死に絶えろ。

少しネタバレ含んだ感想になります。

まず、自分的には55点です。
ウルトラマンとしての体裁は整ってるのですが２時間で作るのは詰め込みが過ぎる。
続編ありきで制作したとのことですが果たしてあれで続編につながるのか？
各所に偏執的なウルトラマンのオマージュが仕込まれてますが（ゾフィーとゼットンの関係とか)そんなのわかる人なんてひと握り、ちょっと庵野監督のウルトラマン愛が暴走してる感じ。
中盤で早々にウルトラマンの正体が全世界にバレるんですがそこからはシンゴジラのような国家間のドロドロ劇になりもうグダグダ。空想特撮シリーズとしたならそういう現実的なことは全面に出さない方が良かったんじゃないかな？

フジ隊員のように長澤まさみがデカくなるシーンがあるんですがそこは最高でした。
あと長澤まさみが気合い入れるとき自分の尻を叩くシーンが複数回あるんですがそこも最高、長澤まさみ大好きです。

ラスト、少年漫画の打ち切り回のようなシーンで終わるんですがこれはいいのか？監督電池切れか？
もう少しその後に続く雰囲気を漂わせた方が観てる方は見終わった満足感がでるんですがあれでは消化不良です。

あと怪獣、ウルトラマン、共にCGがなんかお粗末。
日本ではこれが限界なのかなぁ。
予算がないのかな？

劇場で1回観るならお金出す価値は無いとまでは言えない作品でした、2回目はどうかなぁ、公開終盤で観に行くかも。

公式はとっととピンバッジを再販してくれ！