mixiユーザー(id:2223977)

2022年04月22日06:23

95 view

水木しげるさんの描いた世界とシェリングの積極哲学

令和4(2022)年4月22日用の
日記枠確保第一。

内容予定は
「水木さんのゲゲゲの鬼太郎や悪魔くんは
 後期シェリングが神話の哲学で扱っている内容と
 同じテーマを扱っている」
くらい。

ちょっと長いな。

「水木しげるの漫画のテーマはシェリングのテーマに通じている」
くらいか。

「水木しげるとシェリングのテーマ共通性」
硬いな。

「水木先生の世界はシェリングに通じる」
くらいか。

現在時刻は
4時59分。

☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

とにかく
『ゲゲゲの鬼太郎』(1967〜1969年、週刊少年マガジン)の原型である
『墓場鬼太郎』(1960〜1964年、貸本漫画、兎月書房)
や
『悪魔くん』(1966〜1967年、週刊少年マガジン)の原型である
『悪魔くん』(1963〜1964年、貸本漫画、東考社)
(同じ世界を扱った『ウルトラQ』も1966年1月〜7月放映だ。
 この時期は日本人が精霊の世界に気づいていた頃だったのではないか。

 にもかかわらず、ウルトラQは
 全く別方向をテーマにしたウルトラマンへと変容してしまい
 精霊の世界は扱われなくなった。

 そういえば『怪奇大作戦』(1968〜1969年)も
 この時期だった。この頃は戦後から高度成長期に移り変わる時期で
 大阪万博直前だ。

 大阪万博でも岡本太郎(1911〜1996年)は
 エキスポ70のテーマ「人類の進歩と調和」に対して
 反旗を翻(ひるがえ)して太陽の塔を創造したが
 万博で最後まで残ったのは、皮肉にも太陽の塔だった。

 やはり理性の世界よりも
 理性を越えるガイスト(精霊)の世界の方が
 生命力と永続力を持っていることを実証しているように思える。)
は
シェリング(1775〜1854年)が
積極哲学で扱った
理性を越える世界
と同じ世界
即ち
Geist(精霊)の世界
を
扱っている。

その意味で
水木しげる(1922〜2015年)は
積極哲学者であり

その意味で
手塚治虫(1928〜1989年)は
消極哲学者だ。

もちろん
その区分は
上限関係を意味する区別ではなく
物事の裏と表を意味するだけのことである。

水木しげるは
物事の裏側の世界を描き
(その意味では楳図かずお(1936〜 )も同じ)

手塚治虫は
物事の表側の世界を描いた
(その意味では横山光輝(1934〜2004年)も同じ)
というだけのことである。

漫画や映画の世界で言うところの
ホラーや怪奇や恐怖
というのは皆
理性が避けて忌み嫌う世界を描いている。
(忌み嫌うにもかかわらず「見てみたい」となぜか思う世界)

理性だけで総(すべ)ての問題が解決するのであれば
敢えて理性が見ようとはしない世界に足を踏み入れる必要も意味もない。

けれども
理性では解決できない問題を
解決せんとする場合には

理性の能力を越えた世界に
足を踏み入れなければならない。

これをテーマにして
純粋に哲学したのは
シェリングと
西田幾多郎(1870〜1945年)と
ホワイトヘッド(1861〜1947年)くらいだ。

これをテーマにして
漫画を描いたのは
水木しげるさんと
楳図かずおさん
くらいではないだろうか。

Geist(ルーアッハに始まりプネウマ、スピリトゥスを経てガイストに至る
    プシューケー、アニマ、ゼーレ系列の
    意識、即ち理性の世界としての
    心理学的な世界とは
    全く異なる世界である
    精霊)
の世界を描く
ということは

学問の世界であれ
漫画の世界であれ
理性を越えている世界であるが故に
意識で捉えられる範囲を越えているので
「理解」も越えて
理解されないリスクを常に背負う。

哲学なら
生活の糧にならない
(理解されない=売れない=現金収入を生まない)
危険を承知でなければ
続けることができない行為であり

漫画も同じく
ストレートに
ガイストの世界を描くということは
常に
理性の常識を逸脱した世界を扱うことになるので
「売れない=食えない=生活できない」
の悪循環を覚悟しなければ
描き続けることはできない世界。

ではなぜ
我々は
異世界を描き(書き)続けるのか。

それは
理性では解けない問題を
解く必要を自覚するが故だ。

シェリングも
水木さんも
楳図先生も
同じ考え(感情・気持ち)だったのでは
ないだろうか。

西田幾多郎も
ホワイトヘッドも。

========================================
最終更新
令和4(2022)年4月22日  7時38分
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2022年04月>
日 月 火 水 木 金 土
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

最近の日記

もっと見る