mixiユーザー(id:462499)

2022年04月12日00:06

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2061年宇宙の旅

を読んだ。
アーサー・C・クラーク著/山高昭訳
 2061年、ヘイウッド・フロイド博士はまだ生きていた(汗)
地球に帰還してすぐに事故によって重症を負い、冷凍睡眠に入った結果で、その後も低重力下で療養を続けた結果、最早地球の重力には耐えられない体になっていたが、その頭脳は健在だった。
彼は最新の低温核融合エンジンを備えた旅客宇宙船ユニバース号によるハレー彗星観光ツアーに招待されて嬉々として出発する。
 一方彼の孫クリス・ヘイウッドは、ユニバース号の姉妹船であるギャラクシー号に乗って今やミニ太陽ルシファーと化した木星の衛星の調査についていたが、船内には裏切り者が存在し・・・。

 2001年、2010年と比べると、盛り上がりに欠けるのは確かで、山場と言えるところがない。
しかしとても面白かった(汗)。
ちうか今回痛感したのだが、化夢宇留仁はクラークの小説はどんなしょうもないシーンも常時面白い(汗)
なぜかず〜〜〜っと興味が尽きないのだ。
これはクラークの超絶技巧によるものなのか、ちょうど化夢宇留仁が興味を持つポイントを突き続けているのかは判断がつかないが、とにかくひたすら面白いのだから困ったものである(笑)
そうそう。ラスト近くで語られる意識のある存在に「あれ」も含まれているのが痛快だった(笑)
 今回タイミング的に気になった箇所がある。
地球の国家間での戦争がいかに無くなっていったかの説明の部分で、こうならどんなによかっただろうと涙が出た。
ちうかここに限らず、クラークの語る未来の歴史はあまりにも理性的で、いつも切なくなる。
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