KC&ザ・サンシャイン・バンド（KC And The Sunshine Band）はアメリカのバンド。サタディ・ナイト・フィーヴァーに代表される70年代のディスコ・ブームから飛び出してきたバンドってイメージ。なんとなくディスコが絡むと、ロック・ファンなどからは下に見られそうな印象もあるけれど、僕は大好きなバンドだった。
バンドとして好きだった、というよりも彼らのヒット曲の数々がキャッチーでポップだったから、ってのが大きい。白人であるKC（ハリー・ウェイン・ケイシー）が中心のバンドだったので、黒人にはない良い意味での粘り気のなさも好きだった。ネバネバの黒人音楽も嫌いじゃなかったけど。
あのディスコ・ブームで白人がメインのバンドとしてヒット・チャートで成功したのって、多分このKC&ザ・サンシャイン・バンドとビー・ジーズくらいじゃないかな、と思っている。曲単位でヒットした楽曲はあったと思うけど。他にいたかなぁ……。
なんて書いているけど、オリジナル・アルバムは買ったことがなくて、ベスト盤のみ所有している程度。でもそのベスト盤に収録されている多くの楽曲は、間違いなく一時期の風景……例えばミラーボールやジョン・トラボルタの白いスーツなど……を鮮明に蘇らせてくれるし、ディスコ・ブームがとっくに去った今でも、ウキウキとステップを踏み始めたくなる。捻挫するから踏まないけど。
Get Down Tonight / KC And The Sunshine Band
That’s The Way / KC And The Sunshine Band
(Shake, Shake, Shake)Shake Your Booty / KC And The Sunshine Band
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