少ない情報の中ではあるが、どうもウクライナ侵攻はロシア側のプラン通りには行っていないようだ。前線の部隊の士気は今一つ。進撃のスピードが速すぎることから燃料と兵站の不足とウクライナ軍の実力が思いのほか手強いことが原因で部隊が分断状態にあることが問題になっている。ここにきて補給に要する時間稼ぎがロ軍の目的ではないか?と思っている。
協議に派遣されたメンバーを見てもまともに現状を打開するつもりは見えないことからここは戦線の立て直しと維持が目的のように思えてならない。加えてこのタイミングでベラルーシを侵攻に巻き込む動きを見ても実質的な戦力は見かけ以下ではないかとも思える。
ウクライナを包囲した多面的な侵攻はロ軍といえども分散化による指揮命令系統に支障をきたしていることは明白で、机上の作戦通りに行かないことに焦りを見せているのではないか?今後、市街戦専門の特殊部隊がキエフに投入されることになるが、先に侵攻した部隊が機能しない状況下でウ軍が健在な状態では効果は十分ではないだろう。
捕虜になったロ軍の戦車兵は自分はイルクーツク出身でここがどこなのかも知らないと戸惑っていた話など士気の低さを物語る一面も見て取れる。
軍隊もプーチンの意図に疑問を持っている様子もあり、局面によっては内部分裂もあるのではではないか?戦争が長引くことによって世論の力でプーチンの気持ちに変化をもたらすことになるといいのだが・・・
■ウクライナ「協議の目的は即時停戦とロ軍の撤退」 ロ側も停戦に意欲
(朝日新聞デジタル - 02月28日 19:11)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6867814
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