ノスタルジーでは消化しきれない迷作

映画初めってことで、
サンダーバード観てきました。
パンフ売りきれ、なんてこった。

昔、レコードでしか世にでなかった音声のみのドラマ３本を原作として現代のスタッフで再制作したものです。
なので映画なのに画面が4:3。
大昔のドラマなので話はたいして練られてない、凡庸なストーリー、まるではまってない声優、ペネロープ主体で救助メカがあまり活躍しない。
見終わって不満しか感じませんでした。
冒頭でスタッフがコメントしてましたが昔の映像を今の技術で再現するのは難しいと、いや、別にそんなのが見たい訳じゃない、昔の再現じゃなく今の最先端のマリオネーションが見たかった。
声優ですがペネロープ役の満島ひかりが絶望的でした、別に黒柳さんに寄せる必要はないと思うのですが。
あと、パーカーが哀れすぎる。
メカが活躍しないのはなんとも、単なる移動手段になってしまってた。

なんか、平成ゴジラの後期やシン・ゴジラを見た人にシェーするゴジラやアンギラスと吹き出しで会話するゴジラ見せられて、面白いだろ？って聞かれてる感じでした。
ジェリーアンダーソンはあの世からこれを観てどう思ってるんだろうなぁ・・。