を読んだ。A・バートラム・チャンドラー著/野田昌宏訳
ブロンソン・スター社と契約することでなんとかリトル・シスターを手放すことは避けられたグライムズだったが、その結果リトル・シスターはチャーターされ、スキャンダル専門の記者フェネラ・プルインの言いなりに。
彼らが向かったのはニュー・ヴィーナスバーグという歓楽専門の惑星で、そこで観光客を装って情報収集をしたところ、ここには亜人種の女性が奴隷として輸送されている可能性があり、それにはドロンゴ・ケインの会社が関わっているらしかった・・・。
思うにグライムズの特徴は、特別強くもなく、特別頭もよくなく、特別持ち船の性能もよくなく(特別高価ではあるが/笑)、なにか特殊能力があるわけでもないという(耳は特別大きいらしいが/笑)、ヒーローらしいところが全然無いところである。
だから特別TRAVELLERとの親和性が高いわけだが、それはさておき、そんな彼が放り込まれるピンチの方はと言うと・・・こっちはまさにヒーロー級で、007でも切り抜けるのは難しいだろうという極悪なもので、それが今回はまたとてつもなく厳しい状況に陥ることになる。
そりゃあもうHOSTELもびっくりな状況で、読んでる方もちょっとバートラム先生やりすぎじゃないですかと問い掛けたくなる内容(笑)
そしてヒロインがこれまた超ビッチ(笑)
007の場合はビッチは死ぬか007に懐柔されるかだが、本シリーズではビッチはビッチのまま(笑)
しかし彼女は今までにいなかったバリバリの仕事人という面もあり、なかなか面白いキャラクターだった。
ちうわけで観光気分を味わったあとは地獄に放り込まれてその後行き当りばったりでなんとかするという、このシリーズらしい好編だったと思う(笑)
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