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2021年11月28日20:30

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現代学術の欠陥(学術の方法再考)

私は
現在の学術の在り方が
最も優れた方法だとは
思わない。

なぜならそれは
宗教原理獲得の方法を
欠くからである。

また
宗教も
それだけでは
最高の方法であるとは
思わない。

宗教に関しては
科学を欠くからである。

今の哲学も
宗教と科学から分離して
本来の哲学では無くなっている。

本来哲学は
宗教と科学の
両翼を備える場合にのみ
学術の最高峰である。

けれども
今の哲学は
そうではない。

新しい哲学を創造する力を
失っている。

単なる
文献学に
成り下がっている
からだ。

過去の哲学を
解釈しているだけでは
新しい哲学は産み出せない。

今起こりつつ
目の前の問題を
解決したり
対処することが
出来ない。

今の科学が要求する学術の技法と
今の宗教が要求する修行の方法との
両方を備えた上で
どこまでも考え続ける哲学が
本来の哲学として
復活すべきであり
復元されるべきだ。

「べき」が
制限のある用語であることは
以前の日記でも言ったので
「なる」で表現すると

哲学は
本来の哲学に成るだろうし
自発的に
そう成れないのであれば
そう成る為に必要な条件を整えて
そう成ってゆくことを
目指せばいい。

☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

「べき」を辞めて
「なる」と「〜が良い」で
物事を考えて判断して行為すれば
衝突は避けられるし
緊張も避けられるし
Krisis(危機)も避けられる。

以前の日記で
「覚者や聖者は悪にどう対処してきたか」
を考えたが

そして
その時の結論が
「君子危うきに近寄らず」
だったが

「べき」などの
「強制」を伴う言葉の使用を辞めて
「なる」や「〜が良い」などの
「自発」や「提案」を伴う言葉の使用に転換してゆけば
「対立」や「緊張」や「ストレス」や「衝突」や「危機」を
上手に回避することが出来る。

だれだって
病的常態や
異常事態は
避けたいものだ。

病気や
異常を
避けるには
「緊張」や「危機」の原因となる
「使役動詞」の使用を辞めて
「自発(なる)」や「提案(〜はどうか、〜が良い)」だけを用いた
「強制」や「強要」の発生しない言葉遣いで
あらゆる判断を下し行為すれば良い。

「使役動詞」を用いた
「強制」や「強要」に対しては
「対立」すると相手の力(攻撃)をまともに受けるので
「受け流す」ことで「相手の力」が自分に影響を与えることを避(よ)ける。

☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

哲学が
現在のように
単なる文献学で終始するのではなく
本来の宗教の力である
悟りや啓示を我々に与える力を受ける技術を修得し
そしてこれは学術の現状と変わらないが
実証に基く科学の手法を併用し
その上で
新しい判断のあり方としての哲学を
創造してゆく技術を

私は
現在の学問の方法に対して
提案したい。

(1)宗教の本来の力である
   外在超越者としての神の啓示を受ける方法と
   内在超越者としての仏の悟りが開ける方法に
(2)科学の本来の力である
   実験を通じた実証に
(3)哲学の本来の力である
   悟性の能力を通じた論理構築に
   直観の能力を通じた体系構築を合わせて
   実証と自証が
   緊張関係のない
   絶妙な
   リズム(律動)と
   メロディ(旋律)と
   ハーモニー(和声)を構成する
   現実問題解決型の判断と行為の体系を
   構築したい。
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