当時ラジオから流れるこの曲は野球少年だった僕の耳をなぜか捉えて離さなかった。
中学1年生の耳では歌詞の意味も分かるはずもなくただジョー・ディマジオという一節が心に残り、どうしても内容が知りたくなって当時の公立図書館に入り浸りレコードライブラリーのヘッドフォン越しに何度も聴きまくったものだ。
歌詞の中に当時の悩めるアメリカが凝縮されていることも彼の演奏や曲の構成もすべてが僕の心を揺さぶった。
その後高校生になってレコードを購入できるようになって、アルバムの中の「ビンセント」も自分の音楽観に大きく影響を及ぼした1曲だ。
あれから随分と時は経ち、時折小ヒットを飛ばしながら活動を続けているニュースに触れるにつけ楽しませてもらった。DVDなんかを見ても時を経た姿は変わっても変わらぬ声と演奏で元気な姿を僕らの前に披露してくれているのはうれしい限りだ。
今も昔も良し悪しは別としてアメリカは僕にとって憧れの国であることは間違いなく、その根本に位置する重要な曲であることは間違いない。
こうした形で取り上げてもらえることはファンにとってとてもありがたいことだ。
■【洋楽を抱きしめて】1950年代の古き良き米国への惜別を歌ったドン・マクリーンの「アメリカン・パイ」
(OVO [オーヴォ] - 11月13日 14:10)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=201&from=diary&id=6739173
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