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2021年11月07日20:45

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シェリング積極哲学を踏まえた新たな哲学の創造(0)

シェリングの積極哲学
即ち
シェリングの
『神話の哲学』と『啓示の哲学』
以後

これを踏まえた上で
これを乗り越えた哲学は
未だ出ていない
と私は考える。

シェリングの哲学を
「私には私の実存が問題であったが
 シェリングは神の実存しか関心がなかった」
とシェリングの『啓示の哲学』の講義を聴講していながら
シェリングの積極哲学を離れた
キェルケゴールも
シェリングの積極哲学を
越える哲学を
産み出すことは出来ていない。
(シェリングが扱わなかった「個人の実存の問題」を
 キェルケゴールは深く取り扱ったので
 シェリングの積極哲学では扱われていない面を
 キェルケゴールは広げてはいるけれども
 シェリングが到り得た
 今の我々が
 いかなる経験としても持たなくなった意識の状態としての
 実在的な感覚の深みにまでは
 キェルケゴールは到り得ていない。)

シェリングが積極哲学で扱った
「我々が如何なる経験ももはや持たない実在的な感覚」(SW, XIV, 290)
「後に中断し喪失した意識の状態」(SW, XIV, 291)

その後の哲学者の誰も
(ニーチェもサルトルもハイデッガーも
 そしてマルクスも)
全く扱わなかった。

西田や
ホワイトヘッドは
シェリングと同じよ言うな深みを
扱ったとも言えるが

シェリングの積極哲学は
精神医学(心身医学)に通じ得るが
西田哲学やホワイトヘッドの哲学は
医学に通じる道は拓(ひら)かれていない。

シェリングの積極哲学

「神話的表象」
(「我々が如何なる経験ももはや持たない実在的な感覚」が
 「聖霊(heiliger Geist)」に
 意識を媒介して
 意識へ齎(もたら)される「霊的授かり物」としての「神話的表象」)

「神の顕現(Theophanie)」
「神々の現実的な現象」
(「後に中断し喪失した意識の状態」が
 「神」に
 意識を媒介して
 意識へ齎(もたら)される「啓示」としての
 「神の顕現」即ち「神々の現実的現象」)
として
意識へ与える
聖霊や神への
「媒介物」
としての
「後に中断し喪失した意識の状態」
「現在の我々がいかなる経験ももはや持たない実在的な感覚」
に焦点を当てて
研究した研究者や哲学者は
これまで誰も居ないし

これこそ
私にしか出来ない研究だから
これを深く研究しようと思う。

そのことで
妻の
パニック障害や鬱病を
薬へ依存した現代精神医学の治療法を越えた
自律性療法と中動態系言語文法を方法とし
無底を原理とする
自律性無底哲学で
根治出来るように
目指したい。

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最終更新
令和3(2021)年11月7日 20時49分
令和3(2021)年11月8日 18時30分
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