基本口下手な人なんで、チャラ男を演じてみたり突飛なことをいってみたりして注目を集める手法をとっていますが、話の内容自体は結構本質を捉えていて頷かされる部分が多く感じました。
選手としての実績は文句なくメジャーに行った際も言葉の壁をその明るさとキャラで超えて選手やスタッフからも好かれていたといいます。
かの野村監督をして「宇宙人」と言わしめた才能はピッチャーとしての起用や「お前が監督になるときはHCとして助けてやる」と協力を惜しまない言葉を受けるなど本質的な信頼を得ていた数少ない選手であったことも見逃せません。
煙に巻かれたような会見の中で垣間見れたチーム作りの方針としては
1 選手に対して技術・精神面の基礎的レベルの向上
2 競争の中で個性の発掘、伸長、育成によりスペシャリストの確立
3 既存のコーチ陣の意識改革、育成プランへの組織的な取り組み
4 多角的なコミュニケーション体系の確立
なのかな?と思いました。
今後はビッグボスの意向を翻訳し的確に選手に伝えることができるコーチというかマネージャー的な人材が必要な気がする。
何年かすれば指示待ちの選手ではなく場面々々でクリエイティブなプレーができる選手でラインナップが完成するに違いない。
それまでは数年地味な試合が続くと思うけど、ファンは我慢できるんじゃないかな。
驚かされることが多い人物ではあるけれど、彼ほどベースボールの本当の楽しさや本質を知る人はいないんじゃないかな?
とても楽しみです。
■【全文】日本ハムのビッグボス!新庄剛志監督の就任会見[一問一答]
(ベースボールキング - 11月05日 02:42)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=212&from=diary&id=6728611
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