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2021年10月27日09:57

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皇族と人権

昨日、眞子さまは小室眞子さんになった。赤坂御用地を出発される時点では皇族だったはずだが、その場面に目が釘付け。皇室の伝統を守るがゆえに父親としてつらい選択をした秋篠宮殿下、静かに涙をこらえておられた紀子さま、そこまでは冷静に見つめたが、佳子さまが突然ハグされたときはぐっと胸に迫るものがあった。どんな立場でも日本人の姉妹がハグする場面は珍しいが、遠い世界へ旅立つ姉へのストレートな愛情が伝わってきたからだ。

午後の記者会見もすべて観たが、女性週刊誌の見出しと違うことが多いなと思う程度。でも、あの質問内容では口頭の質疑応答がなくなったのも当然だろう。真実はともかく、そもそも圭さんの母親の金銭問題と2人の結婚には何の関係もない。皇族の眞子さまには反論の機会さえなく、心の病まで発症してしまった。それでも圭さんをかばった眞子さんには、積年の強い思いが秘められていたはずだ。心についての言及も印象深いものがあった。

いまの上皇陛下が皇太子だったとき、「世襲というものは不自由」と本音を漏らされた記憶がある。日本の身分制度は天皇を頂点に成り立っており、とくに戦後の象徴天皇は自らの人権より国民の模範になることを求められた。昔は特権階級を羨む人も多かったが、人権を主張できない皇族に生まれたかったと思う日本人はほとんどいないだろう。昨日の会見は、私人となった眞子さんの心の叫びだったと思う。30歳の若さでこれほど苦しんだ眞子さんに、平穏な日々が訪れることを心から祈りたい。

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