こうした根拠に乏しい雑な調査に一喜一憂する行政も情けないが、そもそもブランドという実態とかけ離れた虚像を商売にしている会社の存在意義って何?と思うわけで・・・
これをさも面白おかしく取り上げるメディアの品格と受け取る側の無知に呆れかえる。
かつてアイドルの総選挙なるものがあったがレベルで言えば同程度のもので、これによって県民の意識が高まるわけでもなく、かえって根本的な問題解決の障害にもなりうる点で罪深いなと思う。
このニュースは取るに足らないとはいうものの日常の雑談の中で、また、一定の集団の中で妙なバイアスをかける危険もあり、いらぬ差別や障害を助長する要素を多分に含んでいる点で「無意識の悪意」として拡散することが恐ろしい。
これだけでなく無責任な調査による実害はネット上で広く拡散し、病巣を構築しやすいことも大きな問題でフェイクニュースと同列に扱う必要がある。
「調査の結果はこうでした」と発表して高みの見物を決め込み、社会でその結果がどのように受け取られるか?反応はどうか?とデータを取って次の仕事につなげることだけが目的なのだろう。
■「魅力度ランキング」栃木が最下位を脱出 ランクダウンした県は
(朝日新聞デジタル - 10月09日 21:03)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6697333
ログインしてコメントを確認・投稿する