こちら早朝の軽井沢の気温は19℃、湿度は46%。車で国道を流していると風も心地良い。何でわざわざ灼熱の札幌を選んだのか理解に苦しむ。
これで死人が出たり選手生命を絶たれるような症状が出たらJOCはどう釈明するつもりだったんだろう?
全選手の3割が脱落するような競技環境を是とする運営側の危機管理意識ってどうなっているんだろう?
安全安心のオリンピックだったはずがここまで危険な状況に陥ったのはひとえに運営側の無責任体質だ。
決定事項は全てブラックボックスの中。決定までのプロセスも結果の説明も合理性に欠ける。それでも決定事項だからとここまでゴリ押しで乗り切った風土こそJOCの危険性を物語っている。
競技者はアマチュアでも運営側はプロ集団でなければならないのに、自分の分担分野でさえ説明もできないようでは競技は立ち行かない。
分業制の弊害で検討の過程でも課題が出るたびに付け焼刃の対応で、結局泥縄で進めるものだからとんでもない結論に行きつく怖さ。今回はそれを証明した形だ。
こうした状況下では感動的な場面が一瞬にして修羅場と化すわけでこれを問題視することができない無責任体質こそが問題で、競技中もマスコミは一切警鐘を鳴らすことなくドラマを演出することのみに終始した。
■男子マラソン106選手中30人が途中棄権 気温26度、湿度80%
(朝日新聞デジタル - 08月08日 12:26)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6622381
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