逃げてばかりでは解決に向かわないことを知ってほしい

ロックダウンが法的にできないから緊急事態宣言で対応。国民に対してはあくまでも「お願い」で乗り切ろうという浅はかさ。

強いて言うならこれまでの数回に渡る緊急事態宣言でこれまでの間ロックダウンに向けた法整備は薦めてこなかったことが国民の認識の甘さと政府の対応の甘さの大きなファクターであることは明白だ。

童話の「オオカミ少年」では結局オオカミに食われて初めてその存在を知る。話では猟師がオオカミを駆除してめでたしめでたしなのだが、今回はその猟師の登場は望むべくもないのだ。

必要な法改正が難しいのであれば、緊急特別措置法としてその都度対応すればいいわけで要するに政治家も役人もだれも責任を取りたくないものだから私権を理由に逃げ回っているとしか思えない。

当然実施すれば相応の侵害は生じるだろうし、賠償の問題も残るだろう。ただそれをもってしても克服しなければならない問題であればこそ悲劇的な場面が大きくなる前に勇気をもって決断すべきだ。政治家も役人もそして国民も勇気をもって覚悟を決める局面にあると思うのだが・・・

■夏の帰省「自粛」に反発＝実効性に疑問も―新型コロナ
(時事通信社 - 08月04日 07:30)
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