以前も指摘させてもらったが、どうも首相に正確な情報が提供されていないフシがある。
でなければここまでトンチンカンな発言が連発されることはないように思うのだが・・・
取り巻きはもちろん補佐官やスピーチライターももはやニュースすら見ていないのかと疑いたくなるレベル。
就任当時から首相の器ではないことは露呈していたが与党だけでなく野党を見渡してみてもここまで崩壊してはこの局面を乗り切る能力を持っている人材はいないように思える。
ここへきてJOC内部からも五輪の継続に疑問を呈する委員も出始めており、国民もメダルの行方よりもコロナ対応の失敗に対する危機感が強まっている。
ワクチンへの信頼度も賛否両論。供給不足も深刻で病床数もひっ迫する中、もはや打つ手なしというのが本音なのだろう。
ここまでくるともはや政府による人災で、元をたどれば学術会議への政治介入から始まり、自ら組織した専門家会議への圧力と正確な情報を得るための手段を自ら閉ざしている現状が現体制の救いがたい部分だ。
今後どこまで状況が悪化するかは見当もつかないが、この失政は世界中の人々が見ていることを忘れてはならない。
責任ある立場の人間は常に先を読むために悲観的な情報も十分に取り入れあえて自らに都合の良い情報に疑いを持つくらいのスタンスで臨むくらいでないと適切な政策は打てないという教訓を残した。
五輪開催にこぎつけたことでIOCと人材派遣のパソナ、電通への義理は果たしただろう。時すでに遅しではあるがせめてこれからはせいぜい現場に足を運び少しでも現状打開へ努力してほしいところだ。
■感染急増、見えぬ菅首相の危機感＝専門家が警鐘、溝拡大―新型コロナ
(時事通信社 - 07月30日 08:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6610549
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