を読んだ。
考古学者ケネス・レスターの惨たらしい遺体が発見された。
調査の結果彼の発掘物で1つだけ盗まれたものがあった。神秘の石である。
一方地球に休暇に来てサーカスを観ていたカーティスは、そこに古代火星の超技術を使用した奇術を見出し、それを行っているのが地球人と火星人と金星人の混血であるウル・クォルンだと知って戦慄する・・・。
今回は悪のボスが最初から面が割れており、しかも美女をはべらせたりしているので007みたいだと思いながら読んでいたら、しまいにはカジノで対決とか出てきてびっくりした。ちうか書かれたのはこっちの方が遥かに早いし(笑)
そういうわけで今回は悪の視点の描写もしっかり成されて魅力的なキャラクターを作り上げることに成功しており、7つの秘宝を探し出すというアドベンチャーの王道のような設定もあってとても楽しめる作品になっていた。
興味深いのは悪のキャラクターが魅力的になることで、今まで全然感情移入できなかったフューチャーメンの方までキャラクターの厚みが出てきたように感じたところで、やっぱり異なる視点の交錯というのは大事なのだなあと思わされた。
最後の秘宝の秘密がそんなに大きな脅威に見えなかったことはおいておいて(笑)、これまでで一番楽しめたのは確かだった。
流石に最初に翻訳出版されただけのことはある。
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