を読んだ。
ペリイ・メイスンシリーズの1冊。
依頼者はオーストラリアからやって来た主教だった。
しかし彼には主教にはふさわしくない癖があった。どもるのだ。
そして彼の依頼は22年も前の交通事故に対する過失致死罪に関するものだったが、それは新たな事件の発端にすぎなかった・・・。
弁護士ペリイ・メイスンはアメリカで超バカ売れしたシリーズで、読んでみるとその理由がわかる。
頭脳明晰で正義感が強いチャレンジャーであるペリイ、その有能な秘書である可愛いデラ。メイスンの依頼を受けてその組織を全力で展開する私立探偵のポール。どいつもこいつもいいやつで、3人の会話だけでも楽しくなる。まさにテレビドラマ向けの設定(笑)
そこに畳み掛けるようなハイテンポの展開、次々と起こる事件に、躊躇なく飛び込んでゆくペリイ。
息をもつかせぬとはこのこと。
なるほどこれは一般大衆向けの超人気シリーズになるわ〜〜〜〜っと、読んでいてひしひしと感じた。
ただし本作では少し不満に思ったところも。
途中で可愛いデラに変装させて事件のキーになる人物の振りをさせるのだが、ポールらが心配しているのに強行し、案の定デラは殺されそうになる。
ちうか状況次第では十分死んでたぞ(汗)
なぜそんな危険な目に彼女をあわせたのか、またはそれを予測して完全な防御策を講じることができなかったのか、そこだけは非常に不満だった。
ちなみにいろいろな関連した事件が起こるのだが、途中で起こる殺人事件に関しては、化夢宇留仁の犯人の予想は珍しく当たった。もちろん完全な説明はできなかったが。
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