ボトルネックというのは、ビンの口に向かってせまくなっているところ。
転じて、物事を進める上で、流れを滞らせたり、とめてしまう部分をそのようにいうことがあります。
米澤穂信に『ボトルネック』という本がありますが、あれは若い人の一種の全能感をネガティブに表現した傑作と思ったものです。つまり、俺さえいなければ、みんなうまくいくんだ、という感覚ね(苦笑)。また読み返そうかな。
ミステリの話がしたいのではなく、まぁ仕事においても、ボトルネックになっている部分というのはありまして。
2月あたりから懸案事項として頭の片隅にありつつ、年度替わりのあわただしさもあり、あとまわしにしている件。
ようやく業者さんと連絡を取り、来週に打ち合わせまできました。
ここまできた、なんて大した話ではなく、電話一本で済む話なんですけど。
とはいえ、やってしまうと大したことないのに、それが大きく頭の引っ掛かりになってしまうのが、まぁボトルネックのやっかいなところ。
案じるより産むがやすしという格言?も、みんなそういう経験をしているから、言われる話なんだよなぁ。
で、ほんとにこの日記で書きたいのは、
はい、ちょっと投げがちになっているタミヤ1/24メルセデスベンツ300SL(笑)。
完成がみえて、もうこのまま飾ってしまってもいんじゃね?となってきているこの状態。飽きてきた部分もあり、手の動きはとまりがちでありながら、次に手を出すのもはばかられ、模型製作のボトルネックになるのではないか、と(苦笑)。
ボトルネックの解消は、つまるところやっちまうのが一番早い、と。
そんなことは、歴戦のモデラーさん方は百も承知の話でしょうけど。ハンドルとかあれこれこまごまとした部品をつけていきます。
一子shu-2がきてのぞきこみ、
「塗分けとか、ここまでツクリコムんだぁ。すご!」
と感心していましたけど、ツクリコムなんて言葉をどこで覚えたのやら。
それにこれ、ぜんぜん塗り分けもしてないし、けっこう手を抜いているから(苦笑)。完成を目指して、おっとり製作でいってますから。
テールランプ。
ちょっとずれました。修正が必要ですね。
こうして顔をアップでみると、思っていたより平たい車ですね。
意味あるかなぁと思っていた金属メッシュの張替えも、意外といい感じになってくれているかも。
十里の道は九里をもって半ばとせよ。
完成間近というボトルネックを潜り抜け、なんとか完成に持ち込みたいものです。
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