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2021年04月11日00:10

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「責任は加害者、対処は被害者」の矛盾を表す用語が欲しい

■「おいドスコイ!…怒った?」体型をからかわれた女性が返した言葉 苦しんだからこそ「笑ってすませない」
(ウィズニュース - 04月08日 07:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=220&from=diary&id=6476095

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いや、まったくもう表題の通りで。

加害者と被害者、「責任の所在」でいえば加害者が悪い。本記事の例だろうが、性犯罪だろうがいじめだろうがパワハラだろうが間違いない。だけど対策を立てる効率でいえば被害者が強くなるほうがよいという現実がある。

この矛盾を表す用語があるといいなと思う。

説明を続ける。

まず加害者はその欲求を制御できない、あるいはそもそも罪の意識がないなどの理由でその加害行為を行うわけで。そいつらに責任のすべてあるいは大半があるわけだし、そいつらを排除隔離することは必要だろう。とはいえ、そういう輩に教育を施すというのは相応に手間がかかる。最近、判決後によろこんだ犯罪者がいたようだが(反省の演技が通じて思ったよりも軽い刑罰になったかららしい)反省するかしないかは本人の領域にあるので、他者が働きかけることはできても最終的な決定権限が加害者本人に委ねられることになってるわけだ。

被害者側が損害を被らないように立ち回る、精神的な被害でいえば軽減、あるいは無効化する術(すべ)を知るほうが社会効率的には良い。くれぐれも勘違いしないでほしいのだが、悪いのは加害者だし、責任を負うべきなのも加害者だ。それでも損害を抑えるための効率でいえば被害者側の立ち回りが重要ということだ。

「なんで被害者である私が色々と変えたり制限を受けねばならないのか」というツッコミはまったくごもっともだ。とはいえ被害者が強くなることの社会的メリット、全体利益の最大化は大きいというのもまた事実だ。

オレオレ詐欺などがさらにわかりやすいかな。詐欺する側が100%悪いんだが、詐欺に引っかかる被害者が警戒するようになりゼロになればオレオレ詐欺は撲滅されて社会的により良くなるという感じだ。

加害者への重罰化はむろん必要ではあるが対症療法に過ぎない。被害者候補がより強靭・聡明になり被害者ではなくなることで防止できるようになる。とはいえ悪いのは加害者である事実は不動なんですよということだ。
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