幸福とは現状の受容から始まる

渡辺直美、“五輪開閉会式の演出案”報道にコメント「私自身はこの体型で幸せです」【全文掲載】
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似て非なるものだが、現状に「流される」のではなく、現状を「受容できる」のが人生の達人…だと思う。

自分の弱みすらも武器にするしたたかさがなければ人生は開けない。容姿も才能才覚も性格も身体能力も親の経済力も何もかも完璧などということはほぼあり得ない。

現在自分の手元にあるカードを嘆き、手元にない切り札を求めて泣き叫んでも人生は好転しない。むしろ時間経過がひたひたとあなたを追い詰めていくだけだ。手元のカードでどうにかこうにか勝負するしかない。

一流料理人がキッチンスタジアムで一流食材で料理を作る能力ではなくて、冷蔵庫の残り物でもちゃっちゃと必要な食事を作る能力こそが人生ではより重要視されるように思う。

自分の領域ではあきらめず最善を尽くし続ける。他人の領域や環境の領域についてはこだわらずさっさとあきらめる。見切って損切りする。自ら不幸に突っ込みはしないが、いざ不幸が発生したらむしろそれを楽しむ。苦闘すらも楽しみたい。苦闘すら楽しめるようになれれば人生は素敵で無敵だ。